メルボルン・Vの同僚MFアントニスが本田に言及 「すごく後押ししてくれる存在」

 オーストラリア1部メルボルン・ビクトリーに在籍する元オーストラリア代表MFテリー・アントニスが、クラブの公式ツイッターでMF本田圭佑について言及。「ワールドクラスの選手」と絶賛しつつ、「怪我から戻ってきて良かった」と心強く感じているようだ。

 昨夏、メルボルン・Vに加入した本田は、開幕から8試合連続出場で5ゴール3アシストと活躍。チーム総得点の3割以上に絡む働きを見せていたが、12月22日の第9節メルボルン・シティ戦(1-1)から欠場が続き、年明けにハムストリングの負傷が発表された。

 長らくリハビリが続いたなか、2月10日の第18節パース・グローリー戦(1-2)で10試合ぶりの実戦復帰。続く第19節ウェリントン・フェニックス戦(1-1)で2試合連続途中出場し、0-1で迎えた後半22分にPKを決めて今季6点目をマークした。さらに第20節メルボルン・シティ戦(1-1)では復帰後初スタメンを果たし、1アシストと存在感を示している。

 そんななか、MFアントニスがクラブ公式ツイッターのインタビューでチームの現状とともに、復帰した本田について言及。「多くの選手が好調なのは良いことだし、チーム内のポジション競争においても良いことだ」と切り出すと、次のように続けた。

「ケイスケが戻ってきた。彼はワールドクラスの選手だし、中盤で一緒にプレーしている。彼は、僕やチームをすごく後押ししてくれる存在だ。彼が怪我から戻ってきたのは、本当に、本当に、良かったよ」

 日本人アタッカーの復帰を心待ちにした様子のアントニス。シーズン序盤戦のように本田の大暴れする姿が見られるだろうか。(Football ZONE web編集部)

(左から)メルボルン・ビクトリーMFアントニス、MF本田【写真:Getty Images】