人生の3分の1を占めると言われる睡眠。ベッドや布団など、寝具にこだわっているという人も多いでしょう。
病院や高齢者用などでよく見る「角度つきベッド」。
近年、実は質の良い睡眠には眠る時の体の角度が重要だと分かってきていることから、寝具として角度つきベッドを選択する人が増えてきています。
そんななか、ベッドメーカーの大手であるパラマウントベッド株式会社は、睡眠の角度の重要性を伝える「睡眠角度大使任命式」を実施。
このたび睡眠角度大使に任命された高橋真麻さんをゲストに、パラマウントベッド 眠りギャラリー TOKYOで行われた任命式の様子をレポートします。
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任命式イベントには、快眠セラピストの三橋美穂さんも登壇。
昨年末結婚し、主婦業と仕事の両立で多忙を極める真麻さんの、現在の睡眠に関する悩みなどのトークが繰り広げられました。
三橋さんによると、質の良い睡眠ができていないと疲れが取れないだけでなく、食欲ホルモンが増えて食欲が増進してしまうそう。
さらにしわやシミ、たるみが増えるなど美容面にも悪影響を与えてしまいます。
真麻さんは「寝具を青にしたり足元ランプをつけたり寝る前にホットワインやホットミルクを飲んだりしています」と、普段から快適な睡眠をするためにいろいろなことを取り組んでいることを告白。
それらについて三橋さんは解説をしました。
まず、寝る前の飲酒は寝つきが良くなっても睡眠の質が下がってしまうため、おすすめはできないそう。
ホットミルクも気持ちを鎮められるものの、特にぐっすり眠れる効果はありません。
また、睡眠中は空間が暗ければ暗いほど、睡眠促進ホルモンであるメラトニンが分泌されます。
そのため、豆電球ほどのライトが付いている状態で寝ているだけでも、食欲ホルモンが増えてしまう可能性があるんだとか。
普段取り組んでいることの多くが、快適な睡眠を妨げていることを知った真麻さんは、驚きを隠せない様子でした。
高橋真麻さんも自分の好きな角度を体験!
また三橋さんは、「質の良い睡眠をするにはそれまでの準備も大事」と語りました。
具体的には昼間は活動的に過ごし、夕方以降にうたたねしないこと。
また、入眠に向かって照明を暗くしていったり気持ちを落ち着かせたりすること。そして最も大事なことが、眠るときの体の角度。
立ち仕事などで足が疲れた時には、足全体を少し上向きにするといいそう。
下半身に溜まった体液を上半身に流れやすくすることで、足がスッキリします。
また仰向けに寝て上半身を少し起こすだけで、入眠時の呼吸がラクに。よりリラックスした状態で眠ることができます。
これらの角度の緩急は、人それぞれ異なります。
真麻さんのベストな角度は上半身が22度上がった状態!
三橋さんの解説を聞き、真麻さんもパラマウントベッドの角度付きベッド「INTIME」を体験し、自分の好きな角度を探していきました。
真麻さんが「ここが気持ちいい!」となったのは、上半身が22度上がった状態。「このまま眠れそう!」とその快適さに感動していました。
パラマウントベッド 眠りギャラリー TOKYOでは、ショールームのベッドで実際に角度付きベッド「INTIME」を体験することができます。
筆者も実際に横になってみたところ、20度前後の角度がつくことで体がふわっと軽くなったような感覚に!
その後、いつも寝ているベッドのようなフラットな状態に戻したところ、首元が圧迫されたような苦しさを感じました。
気付かないうちに、不快な睡眠を続けていたことがわかります。
「深く眠れていない気がする」「足腰の疲れが取れない」といった睡眠に関する悩みを持つ方は、是非体験してみてはいかがでしょうか。
【参考】
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