Base Ball Bearが、2月27日放送のTOKYO FMSCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、1月30日リリースニューEP『ポラリス』について聞きました。



とーやま校長:(2枚組の)DISC1には新曲が4曲入っているんですけど、俺は4曲目の「ポラリス」の話をどうしても聞きたいんですよ。この曲の作詞作曲はこいちゃんですよね? こいちゃんが、Base Ball Bearに宛てたラブソングだと思っているんです。堀くんと関根先生は、この曲をどういう状態でもらって、どういう気持ちが浮かんだのかっていうのを知りたいんですよ。

堀之内大介(Dr,Cho):曲自体は、結構前に作っていたんだよね。メロディ自体は元からあって。

関根史織(Ba,Cho):3人で歌い回すみたいなアイディアも元からあったけど、歌詞は無かったんだよね。

堀之内:レコーディングしてオケまで録って、その後に歌詞ができた感じだったんです。

とーやま校長:この曲は全部3人でやられているということで、『3』というワードが数字で入ってたり、『3』にまつわるワードが入っていたり……。最後はBase Ball Bearに向かっていっている歌だなって思ったんですけど、歌詞を見たときにお二人はどんなことを思いました?

堀之内:僕のパートは、自分の好きなものを知っているな、と感じましたね。

とーやま校長:そうか。堀くんが好きなものを当てているんだ!

小出祐介(Vo.Gt):そうですね。この「ポラリス」は『3』にまつわる言葉だけで構成されている曲なんですけど、それはなんでかって言うと……メンバー3人で歌を回したり、それぞれにソロ演奏パートがあるんですけど、その上で歌詞を書くとなったときに校長が言ったみたいに意味が出ちゃうと思ったんです。
どういう歌詞にしても、3人で歌う以上ストーリーになっちゃうから、極力意味のないものにしたくて。だから『3』にまつわるものにしたんです。

とーやま校長:そういうことね!

小出:極力、意味を持たせないように。ただただ形だけの言葉で作っていったんですけど、そのおかげでバンドとしての意味が出たって感じです。僕らも極力、体現しないようにはしているんです。物語にのめり込まないようにしているんですけど、『3』という言葉で組んだが故に意味が出たという……。

とーやま校長:関根先生は、自分の言葉や全体の歌詞を見てどう思いましたか?

関根:もちろんバンドの歌だなとは思いました。これはBase Ball Bearなりのバンドの歌だなって思って、素直に嬉しかったです!

あしざわ教頭:僕はこのアルバムの音がめっちゃ好きなんですよ。どの曲も楽器3つしか鳴ってないじゃないですか。こんなことができるんだってことに感動しました。「ポラリス」という曲は、三角形がどれだけ広がっても、近くになっても、ぶれないというか。音が鳴ってないところにノれるというか……。3人って無限だなって思う音でした!

小出:そういう気持ちで録ってますね。「3つしか音がないのに、怖くね?」っていう。それだけの材料でそういうことができるっていうのが、僕は一番怖いことだと思うから。よそでそういうアンサンブル見ちゃったら一番怖いね。



とーやま校長:3曲目の「PARK」なんて、隙間もすごいけどみんなしっかりといるじゃないですか。関根先生のベースも、めっちゃカッコよくないですか?

関根ありがとうございます

小出:めっちゃカッコいいんですよ。この曲のベースラインは関根が最初作ってきたんです。

関根はい。お家のパソコンで……。

とーやま校長:正確な情報ありがとうございます(笑)

関根:「PARK」以外にも、ベースフレーズをいっぱい録って2人に聴かせたんですよ。 曲のちょっとした取っかかりになればいいなぐらいの気持ちで渡したんですけど、こうやって曲に仕上がったのですごい嬉しかったです!

とーやま校長:関根先生のめちゃくちゃカッコいいベースと、めちゃくちゃぶっとい堀くんのドラムだけでずっと聴いていたいって思いました。

堀之内:嬉しいですね。

とーやま校長:それって、今までのBase Ball Bearではなかっただろうし……。

小出:そうですね。やっぱり、アンサンブルの考え方が変わりましたね。楽器の演奏で盛り上げていくとなると、盛り上がる山を高く持っていきたくなるじゃないですか。

とーやま校長:演奏のアレンジとかですか?

小出アレンジもそうだし、演奏の勢いとかもそうですけど。「盛り上がってます!」っていうピークが欲しくなりますよね。例えば、最後のサビだったり、ギターソロアウトロ……そういうところに山を持っていきたくなるんですけど、3人では持っていく山に限界があるわけですよね。物量的に。音数的にもテンション的にも、4~5人のいろんな音が入っている人たちに比べたら、いくらやっても山の高さは高くできないんです。その代わり、平地の部分が低くできるんですよね。

とーやま校長:なるほど

小出:だから僕らはこれまでよりも、平地の部分が低くなったんですよ。ピークが高くなったわけじゃなくて、普段のところが低くなった。要はダイナミクスを広く持てるようになったんです。小さいところから始めて普通の所まで持っていけば、盛り上がってるように感じると。簡単に言えばね。そういうアンサンブルの作り方に変わりましたね。それは「PARK」が一番わかりやすいかもしれないです。あれは平地としては低いわけです。

堀之内:そうそう。

小出:サビは、僕ギターを弾きながら歌っているし、今まで通り弾いているだけなんです。

とーやま校長:分かりやすい!

あしざわ教頭:今の解説の後にこの曲を聴くと、余計に分かりますね。


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聴取期限 2019年3月7日(木)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:とーやま校長、あしざわ教頭
放送日時:月~木曜 22:00~23:55・金曜 22:00~22:55
番組Webサイトhttp://www.tfm.co.jp/lock/
Base Ball Bearが語る “アンサンブルの作り方”の変化