チェルシーDFセサール・アスピリクエタへの頭突きを見舞った疑惑がかけられているトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインだが、どうやら処分は免れるようだ。イングランド『BBC』など複数メディアが報じた。

疑惑のプレーは、27日に行われたプレミアリーグ第28節チェルシーとのロンドン・ダービー。24分に両チームの選手間で口論になった際に、ケインがアスピリクエタに頭突きを食らわせている場面が見られた。アスピリクエタは痛がる様子もなく、主審も気付かなかったのか試合はそのまま続けられた。

このプレーに関して、かつてプレミアリーグで笛を吹いたマーク・ホールジー氏は「ケインは退場にならなくてラッキーだった。彼がアスピリクエタに頭突きを見舞ったことは明らかだ」と『FOX SPORTS』でコメント。今後の処分の有無を示唆していた。

しかし、ジャーナリストのマーティン・リプトン氏によれば、この試合で主審を務めたアンドレ・マリナー氏はケインとアスピリクエタの衝突の場面を見ていたとイングランドサッカー協会(FA)に報告。そのため、FAはこのプレーを問題視せず、ケインは処分を免れることとなった。

なお、トッテナムは次節(3月2日)にアーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”が予定されている。
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