明治安田生命J1リーグ大分トリニータvs松本山雅FCが2日に昭和電工ドーム大分で行われ、1-0でアウェイの松本が勝利した。

開幕戦の鹿島アントラーズ戦を2-1で勝利した大分は前節からスタメンの変更はなし。同じく、開幕戦のジュビロ磐田戦を1-1で引き分けた松本もスタメンを変更しなかった。

J1昇格クラブ同士の対決となった一戦では松本が3分にファーストシュートを放つ。大分陣内中央左でFKを獲得し、キッカーの岩上がボックス内に送ったクロスはクリアされたものの、こぼれ球をボックス手前で拾った橋内がボレーシュートを放つ。しかし、ボールはわずかにゴール左に外れる。

続く28分にも松本がチャンスを迎える。セルジーニョがボックス左に走り込んできた永井に縦パスを送ると、永井がボールを収めて走り込んできた高橋にボールを落とす。高橋がダイレクトでクロスを送り、ファーサイドで競り合った服部が一度はボールをこぼしたものの自ら回収。走り込んだパウリーニョがパスを受けて放ったダイレクトシュートは大分DFにブロックされる。

ホームの大分はボールを保持してゴール前まで迫っていくものの、なかなかシュートまで繋げることが出来ず。31分には高山が左サイド深い位置からクロスを上げてファーの松本怜が反応したものの、シュートをミートさせられない。

守勢に回っていた松本は42分、ボックス手前右付近岩上がボックス中央の永井が落とし、最後はセルジーニョがゴール左隅にシュート。しかし、GK高木の好セーブに遭い先制点とはいかない。

後半開始早々にも松本が決定機を迎える。高橋がボックス手前左サイドから右足でクロスを上げると、大分DFが試みたクリアは成功せずボールがクロスバーに直撃。詰めていた永井がこぼれ球を押し込み、アウェイの松本が先制に成功する。

先制を許した大分は、57分に前田凌佑に代えて丸谷、61分に伊藤に代えてオナイウを投入し攻撃の活性化を図る。

しかし、畳みかける松本が64分に好機を手にする。大分陣内深い位置の右サイドで岩上がロングスローを放り込むと、大分DFの対応に遭ったもののこぼれ球を拾った藤田がボックス右の近距離からシュートを放つ。しかし、GK高木が立ちはだかり点差を広げさせない。

一点を追いかける大分は81分、松本陣内深くの右サイドで松本怜がオナイウとのワンツーでボックス内に侵攻しクロスを供給。しかし、ニアサイドで合わせた藤本のシュートは枠に飛ばない。

結局、試合は1-0のスコアのまま終了。松本は4年ぶりのJ1に挑んでいる今シーズン初の白星を飾ることに成功した。敗れた大分は開幕2連勝を阻まれている。

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