明治安田生命J2リーグ第2節の6試合が3日に各地で行われた。

ケーズデンキスタジアム水戸で行われた水戸ホーリーホックvs栃木SCは、3-0で水戸が勝利した。

連勝スタートを目指す7位・水戸(勝ち点3)と、今シーズン初勝利が欲しい10位・栃木(勝ち点1)の北関東ダービー。雨の中での一戦は水戸のゴールで試合が動く。40分、ボックス左外でボールを持った木村がファーサイドにクロスを供給。ここに走り込んでいた清水が右足を高く上げて叩きつけ、ゴール左に押し込んだ。

試合を折り返すと、後半開始1分に水戸が追加点を奪う。ハーフウェイライン手前中央やや左でFKを獲得し、リスタート。前が前線へフィードを送ると、最終ラインで相手DFが処理を誤る。これを見逃さなかった茂木がGKとの一対一を制し、リードを2点に広げる。

さらに水戸は51分、清水のパスを受けた黒川がボックス左外からクロス。中央に飛び込んだ清水は合わせることができなかったが、ファーサイドにポジションをとっていた前が左足でゴール左へと蹴り込んだ。

3点を奪った水戸が北関東ダービーを制し、連勝スタートを切った。

ニッパツ三ツ沢球技場で行われた横浜FCvsモンテディオ山形は、2-0で山形が勝利した。

黒星スタートとなった18位・横浜FC(勝ち点0)と、21位・モンテディオ山形(勝ち点0)の一戦。横浜FC松井大輔を3バックの中央に抜擢した。

試合は26分に山形が先制する。阪野がボックス左手前でFKを獲得し、キッカーの三鬼がゴール前にクロスを供給。これを阪野が相手DFと競り合うと、藤井に頭でクリアされたが、阪野の頭に当たり、再び藤井の頭に当たってそのままゴールに吸い込まれた。

先制点を奪った山形はさらに前半アディショナルタイム、ボックス左手前から井出が仕掛け、中央から右足シュート。ボールはゴール右を捉えたが、ここはGK南に阻まれた。

後半に入ると、1点を追う横浜FCが斉藤光毅とイバを同時投入。システムも3バックから4バックに変更し、松井を右サイドバックに移した。

序盤こそイバを起点に山形陣内に攻め入るが、ペースは徐々に山形へ。迎えた63分、敵陣中央右でFKを獲得。キッカーの三鬼がボックス中央に高いボールを送り、競り勝った阪野が頭でゴール左に押し込んだ。山形が2-0とリードを広げた。

苦しくなった横浜FCは68分、ロングボールを強引に収めたイバがボックス内でシュート。こぼれ球を再び斉藤光毅が詰めたが、GK南の牙城を崩すことができない。

山形は最後まで横浜FCに反撃を許さず。山形が今シーズン初白星を手にした。

明治安田生命J2リーグ第2節
▽3/3(日)
横浜FC 0-2 モンテディオ山形
水戸ホーリーホック 3-0 栃木SC
徳島ヴォルティス 1-0 FC岐阜
ジェフユナイテッド千葉 1-4 アルビレックス新潟
ファジアーノ岡山 2-1 ツエーゲン金沢
愛媛FC 1-0 東京ヴェルディ

▽3/2(土)
レノファ山口FC 2-5 ヴァンフォーレ甲府
京都サンガF.C. 2-1 鹿児島ユナイテッドFC
大宮アルディージャ 3-4 FC琉球
柏レイソル 1-0 FC町田ゼルビア
アビスパ福岡 0-0 V・ファーレン長崎

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