ハノーファーは3日、ブンデスリーガ第24節でシュツットガルトとのアウェイ戦に臨み、1-5で惨敗した。ハノーファーのFW浅野拓磨とMF原口元気は共にフル出場している。

前節フランクフルト戦では原口と浅野が揃って先発しながらも0-3と完敗した17位ハノーファー(勝ち点14)は、2試合連続で原口と浅野がスタメンとなった。

残留を争う16位シュツットガルト(勝ち点16)に対し、[3-4-3]で臨んだハノーファーは3トップの一角に浅野、右サイドハーフに原口を配した。

開始1分にゴメスにポスト直撃のシュートを浴びたハノーファーは4分に失点する。ツバーの縦パスを受けたボックス中央でフリーのゴメスにあっさりゴールネットを揺らされた。

守備の脆さを露呈したハノーファーはその後も劣勢を強いられると、16分に右CKからオザン・カバクにヘディングシュートで加点されてしまった。

22分にもゴメスに決定的なシュートを許したハノーファーは、引き続き守勢に回る中、浅野が前線を流動的に動いて揺さぶりを図るも、攻撃の形を全く作れない状況が続く。

そんな中、42分にはゴール至近距離からゴメスのヘディングシュートを、44分にはボックス内からアズカシバルに決定的なシュートを許したが、いずれもGKエッサーが好守で凌ぐ。

しかし45分、再びCKからオザン・カバクにヘディングシュートを決められ、前半を3点のビハインドで終えた。

シュート0本に終わって迎えた後半、2選手を入れ替え、4バックに変更したハノーファーは51分、原口が左足で際どいミドルシュートを浴びせる。前半に比べて敵陣でのプレーが増えたハノーファーは68分に1点を返す。スルーパスでボックス右に侵入した原口のクロスをジョナタスがヘッドで押し込んだ。

しかし78分、CKの流れからツバーにゴールを許したハノーファーは、81分にも浅野のミスパスからツバーにゴールを許して1-5の惨敗。残留争い直接対決に敗れ、降格の危機が迫っている。

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