「大人になっても人見知りなのは甘えだ」という意見がある。しかし性格の問題もあり、緊張などから話せない人がいるのも仕方がないはず。
■初対面にも積極的な人は4人に1人しかおらず
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,589名を対象に、「会話について」の調査を実施した。
「初対面の人にでも積極的に話しかける」と答えた人は、全体で23.4%と少ない割合に。初対面の人に話しかけられない、シャイな人が多いのだ。
■緊張して何を話せばいいのか…
性年代別では、20代女性が一番少ない割合になっているのが印象的だ。
若い女性に、人見知りが多いのだろうか。
「基本的に受け身なので、初対面の人でもあちらから話しかけてくれるのを待つタイプ。『これではいけない』って気持ちもあるけれど、何を話していいのかわからなくて」(20代・女性)
■話すのも業務の一環
人見知りであっても、がんばって話しかけている人も。
「僕もかなりの人見知りだけれど、初対面の人にはむしろ気を遣って話しかけるタイプ。人見知りを発動して気まずい空気になるよりは、こちらががんばって沈黙を打破したほうがマシ」(20代・男性)
会社で話すのは、業務の一環だと考えている人も。
「会社の新人や中途採用などのまだ馴染めてない人には、こちらからがんばって話しかけるようにしている。自分がその人の立場だったら、かなり不安な気持ちになるから。
話しかけて和ませるのも、業務の一環だと思う。だから人見知りなりにも、がんばっている」(30代・男性)
■何かに自信を持っていれば…
自分の容姿に自信がある人は、半数近くが積極的に話しかけると答えている。
イケメンや美人である自信から、初対面でも話せるのかも。
「何か一つでも自信を持っていれば、初対面の相手にも引け目を感じずに積極的になれるんじゃないかな。ナンパなんて、名前さえわからない相手に話しかけるんだし。
劣等感ばかりの僕は、人見知りになるのも仕方ないでしょ」(20代・男性)
人見知りで悩んでいる人は少なくない。だからこそコミュニケーション能力のある人が、評価されやすいのだろう。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年2月1日~2019年2月4日
対象:全国20代~60代の男女1,589名(有効回答数)
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