フランクフルト長谷部の試合を現地観戦「ハセさんが良い席を準備してくれました」

 女子ブンデスリーガ1部SCフライブルクに所属するなでしこジャパン(日本女子代表)MF猶本光が、自身の公式インスタグラムを更新。同じドイツプレーするフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠の試合観戦に訪れたことを報告し、笑顔の2ショットとともに「楽しかったぁ」と感想を綴った。

 猶本は2018年7月になでしこリーグ日本女子サッカーリーグ)1部の浦和レッズレディースからフライブルクに完全移籍。当初は負傷の影響で出遅れたが、10月14日リーグ第4節MSVデュースブルク戦(0-2)で後半途中から投入され、ブンデスリーガデビューを飾った。以降は冬の中断期間までに10試合に出場するなど、チーム内で着実に地歩を固めている。

 昨年12月16日ボルシアMG戦(2-0)からブレイク期間に入り、2月17日の第14節レバークーゼン戦(6-0)からリーグ戦が再開。猶本は4-0とリードして迎えた後半20分からピッチに投入され、その後に2点を追加して勝利に貢献した。

 そんななか、猶本は自身の25歳の誕生日である3月3日に自身のツイッターを更新。同じドイツプレーするフランクフルト長谷部との私服2ショットを掲載した。

フランクフルトで試合観戦 ハセさんが良い席を準備してくれました」

「近くて迫力がすごかったし、ハセさんの指示の言葉が聞こえたり、勉強になった」

 投稿には、ピッチレベルに近いスタンドから長谷部後ろ姿を捉えた写真もアップされており、2日に行われたブンデスリーガ第24節ホッフェンハイム戦(3-2)をベンチ裏から観戦した様子。試合は1-2の劣勢だったフランクフルトが、後半44分からアディショナルタイムを含めた7分間で2ゴールを挙げて逆転勝利を飾った。長谷部ボランチとしてフル出場し、勝ち点3獲得に貢献している。

「近くて迫力がすごかったし、普段遠くて見えない細かい駆け引きや、ハセさんの指示の言葉が聞こえたり、勉強になった。劇的勝利だったし、楽しかったぁ」

 試合後には食事に繰り出したようで、「すごく貴重な時間を過ごせました!感謝」と感想を綴っている。長谷部は2002年から07年まで浦和レッズプレーしており、コメント欄には「浦和の絆!」という書き込みのほかに、「夢の共演だ!」「凄い2人が揃ったね!」といった声も上がっていた。(Football ZONE web編集部)

(左から)MF長谷部、MF猶本【写真:Getty Images】