2019年3月10日(日)、横浜・関内ホールにて『「夜な夜なバチェラー飯」THE PARTY ~YOKOHAMAから愛を添えて~』が開催される。イベントを間近に控え、出演する前山剛久、株元英彰、富田健太郎、溝口琢矢、矢部昌暉(DISH//)の5名が、これまでの番組内容を振り返りつつ、意気込みや抱負を語ってくれた。座談会を通し、これまで謎に包まれていたイベント詳細も一部明らかとなった。

「夜な夜なバチェラー飯」(dTVチャンネル、テレビ神奈川)は、イケメン俳優が食にこだわりのある“Bachelor”(独身貴族)に扮し、至極のひとり飯を作るドラマ風料理番組。妖艶かつ大胆不敵な演出で調理風景やパーソナルなエピソードが劇的に描かれ話題を呼んでいる。

撮影時のエピソードで盛り上がる5人

撮影時のエピソードで盛り上がる5人

ーーこれまでに番組内で皆さんが披露したお料理と撮影エピソードを教えてください。

溝口:タイを一匹まるごと捌いて、お刺身にしたりお寿司を握ったりしました。収録前に包丁も買ったので、今でも自宅で魚を捌いて食べています。

矢部:最近ハマっていたラム肉を使い、ラムチョップを作りました。俳優兼アーティストということで音楽を絡めながら撮影をしましたが、なかなかシュールでしたね(笑)。周りからも反響があり、面白かったです。あと、一発ギャグもやりました。

株元:一発ギャグ……?

溝口:一見、やりそうにないのに!?

前山:メンタル強い系ですね(笑)。僕は、おばあちゃんにステーキを毎週木曜日に作ってもらっていた小さいころのエピソードを踏まえて、お肉料理を作りました。趣味でギターをやってるので、音色で果実を甘くするという謎の設定を使って僕のパーソナルを面白く膨らませていただけました(笑)。本当にあの世界観に驚きましたね。

富田:僕はキックボクシングをやっているということから、ワイクルー(ムエタイの試合前に行われる舞い)を踊りながらタイ料理を作りました。正直、調理のことは覚えていません(笑)

4人:(笑)

富田:今後放送予定の2回目出演のときには、ロシア料理を。そのときはコサックダンスをやったんですけど、調理よりも大変で(笑)。衣装にも注目してください!

(担当プロデューサーから「自主練もしていた」とのタレコミ)

富田:動画が送られてきたんですけど、予想以上に難しかったので、前日に一人でスタジオに行って踊ったんですよ。

株元:僕はハンバーグドリアにフォアグラを載せた……たぶんカロリーがものすごい高いだろうなという食事を。僕の特技が涙を流すということだったので、ハンバーグを食べながら泣きました。「~ティアドロップを添えて~」って感じで(笑)

前山:涙で塩味を添えたんですね(笑)

前山剛久

前山剛久

ーー気になったバチェラー飯はありましたか?

前山:それはもう、ダントツで……(と、全員の視線が富田に集中)。だって料理の番組なのに、ほかのことを頑張るってすごいなって(笑)。

溝口:皆さんの内容を聞いた感じだと、僕がいちばん普通に料理しましたね。「頭の中でずっと喋っている」って設定だったので、魚捌きながらセリフはずっと言ってましたけど。

矢部:モノローグでずっと調理の説明をしているってことか。

前山:じゃあ、セリフはほぼ後録りってこと?

富田:この中でいちばん台本覚える量少なかったんじゃん!

株元:俺ら、まあまあなセリフ量あったよ!?

溝口:いかにスマートにショートカットできるかもバチェラー力だからね。

株元:言い訳になってない。

富田:僕、矢部くんの一発ギャグが見たい!

株元:一発ギャグって、どのタイミングでやったんですか?

矢部:焼いてるときとか、調理の待ち時間中にギター弾いてたら“降りてくる”設定で。歌詞は降りてこないけど、ギャグは降りてくるっていう(笑)

株元:それ、一人でやってるんですか? ディレクターさんのツッコミは?

矢部:特に何もなかったな。

溝口:それにしても、ギターが有能過ぎません? 果実もおいしくできるし。

矢部:(前山に)イベントでコラボとか、どうですか?

前山:いいですね!

富田:俺ボーカルやりたい!

株元:だめだよ、コサックダンスがあるから。

富田:コサックダンスボーカル、やる!

矢部:じゃあ、オープニングアクトみたいなかんじで(笑)。

矢部昌暉(DISH//)

矢部昌暉(DISH//)

ーー自分が作ったもの以外で、食べてみたいバチェラー飯はありますか?

前山:お寿司ですかね。魚を捌けるのはうらやましいです。

溝口:素材そのものを活かす料理だから、火加減とか気にしないしほかのメニューに比べて難しいことはないよ。魚を捌けさえすれば味は保証されてたから。

富田:……で、モノローグでしょ? なんか、聞けば聞くほどラクそうじゃない?

溝口:いやいやいや、お寿司大変だったんだよ? 握る練習もしたしさ~。

前山:そっか。技術がいるもんね。

溝口:みなさん、普段料理します?

矢部・株元:しない!

ーーこの中で普段から料理をされるのは溝口さん、富田さん、前山さんの3人ですね。

前山:僕の場合、自炊をすると食材を余らせちゃうんですよ。「これ作りたい」って思ったものだけを作るんです。なので(効率の良い自炊を)教えてもらいたいですね。

富田:じゃあ、作りたいものを作っていただいたら、後は余り物で僕が調理するんで。そうしたら冷蔵庫がきれいになりますから!

ーーちなみに、番組出演者は料理をしない人のほうが多かったそうです。

溝口:そうなんだ。トミーは結構がっつりやってるよね?

富田:だって自炊のほうが安いから。

株元:自炊を安く済ませられるのは技術があるからだよ。

溝口:そうそう。しかも適当飯じゃなくて、普通においしいんだよ。別に褒めるわけじゃないけど。

富田:得意料理はチャーシューです!

矢部:え、すごい!

溝口:舞台の稽古場にも持ってきてくれたよね。そういうときってみんな遠慮しがちなんだけど、あまりにおいしすぎて一瞬でなくなるっていう(笑)。

富田:しっかりニンニクも入れちゃいました。

前山:いや、入れたらおいしいけども!

富田:女性キャストもいらっしゃったから、匂いが気になったら嫌かなって後から気づいたっていう。ガムも横に置いて「チャーシュー~ガムを添えて~」にすればよかったなぁ。

富田健太郎

富田健太郎

全員:(笑)

ーー先ほど、イベントの内容が一部明らかになりました。これまでの放送の振り返りコーナーや、出演する12人のバチェラーがトーナメント式で対戦し、キングオブバチェラーを決める対決もあるとのこと。

溝口:聞いてるだけでだいぶカオスな感じですね……。

ーーさらに、“あっち向いてホイ”をアレンジした「あっちむいてローズ」、“だるまさんが転んだ”のパロディで「バチェラーさんが添えた」などをバチェラーにちなんだゲームを考案中なのだとか。

一同:(騒然)

ーー皆さんがやってみたいゲームがあれば採用されるかもしれないそうです。

富田:じゃあ、ハイ! めちゃくちゃ高いもの食べたいです!

溝口:それ、ただ食べたいだけやないかーい!

富田:違うよ! 高級食材を見極めるゲームをするの。ワインの高い方と安い方を当てるとか。

前山:確かに。“格付け”みたいなコーナーはやってみたいな。

矢部:フォアグラはどれだ、みたいな?

溝口:高いものを食べ慣れてないから、「すっごいおいしい!」って思ったものがきっと正解なんじゃない?

株元:きっと、そういうときの料理ってわからないようにおいしく加工されてるんだよ。

前山:バチェラーとしての知識を問うのはいいですね。企画、通っちゃいそう。

株元:せっかく12人もバチェラーがいるなら、人狼ゲーム的なこともしたくない?

溝口:そういうの、好きそう(笑)

前山:ただ、イベント終わった後に不信感は残りそうですね(笑)

矢部:誰が腹黒いのかがバレてしまう。

前山:あとは、バチェラー大喜利とか。お題に対してどれだけオシャレに返せるかが勝負。

溝口:前山さん得意そうだなぁ~!

溝口琢矢

溝口琢矢

ーーちなみに、この5人のなかでいちばんキングに近いのは誰だと思いますか?

溝口・矢部・富田:前山さんかな~。

前山:マジっすか? うれしいです。

富田:すでにバチェラー感がすごいもん。

株元:でも聞いた限りだと、ゲームに関してはバチェラー感あんまり関係なさそうなんだよ。

前山:確かに(笑)。「あっち向いてローズ」に関しては完全に運ゲーですもんね。

溝口:そっか。運とか身体能力とか反射神経とか含めてのバチェラーですもんね。

株元:今までの話を聞く限り、総合すると矢部くんが近い気がする。

前山:あり得ますね。一発ギャグができるってことはメンタル強そうですし。

矢部:ふふ(笑)

株元:いっそのこと、お客さん参加型にしちゃったら?

溝口:バチェラー=独身貴族とはいえ、二人一組になるのはどうですか?

前山:確かに。一人は心細いもん。

矢部:でもキングに選ばれるのは一人でしょ?

前山:最終的に、「あっち向いてローズ」で決める(笑)。

株元:さんざん対決で盛り上がっておいて、最後の決め方はシュールに(笑)。

株元英彰

株元英彰

溝口:しかも当日の衣装は番組で着ていたタキシードですもんね? ずらっと並んだらカッコいいのに、やってることはシュール(笑)。

前山:そこが「夜な夜なバチェラー飯」のミソですね(笑)。

ーー果たしてみなさん考案の企画は採用されるのでしょうか? では最後に、イベントを楽しみにしているみなさんへメッセージをお願いします。

溝口:番組の世界観からはイベントの内容を想像できないと思うんですけど、それは僕らも同じ(笑)。でも、こうやって話していてすごく楽しかったので、当日はホワイトデーのプレゼントをするつもりで、みなさんに心から楽しんでいただけるよう頑張ります。

矢部:今日聞いていて、僕たちも面白いと思えるようなイベントになるんじゃないでしょうか。来てくださる方も絶対楽しめるので、ぜひぜひお待ちしております。

前山:いいイベントになる予感がしているので、イベントまでにバチェラー力をしっかり磨いて、あとは運を味方につけられるように頑張ります。「あっち向いてローズ」で勝てるよう集中して楽しめるように。コサックダンス楽しみにしてます!

富田:……楽しめるか不安になってきました(笑)。本当にキングオブバチェラーを決めるのは楽しそう。出演者の中にはお会いしたことがない人もたくさんいるのでワクワクしています。

株元:終わり? 「コサックダンスを楽しみにしていてください!」で締めないの?

富田:だめだめ! それ言ったら自主練でスタジオ通わないといけなくなっちゃう(笑)。僕も当日のことをしっかりイメトレしておきます。

溝口:コサックダンスのイメトレ(笑)?

富田:んもう!(笑)

株元:今日の取材で5人分のエピソードを聞けただけで面白かったですし、当日はこの倍以上の話が聞けるので、もっと盛り上がるんじゃないかと。ぜひコサックダンスを楽しみにしていてください!

富田:もう一回言ったらダメだって! じゃあ、みんなでやろうよ。

4人:……。

株元:だめ。ほらほら、もう取材は終わったから……。

全員:(爆笑)

(左から)株元英彰、溝口琢矢、前山剛久、矢部昌暉、富田健太郎

(左から)株元英彰、溝口琢矢、前山剛久、矢部昌暉、富田健太郎

果たして、5人が考案した企画はゲーム化されるのだろうか。ラグジュアリーあふれる独自の世界観はどのように表現されるのかは、当日までのお楽しみだ。

取材・文・写真=潮田茗

(左から)株元英彰、溝口琢矢、前山剛久、矢部昌暉、富田健太郎