チェルシーが、リールでスポーツ・ディレクターを務めるルイス・カンポス氏の招へいを画策しているようだ。イギリスデイリー・メール』がフランスフランスフットボール』の情報をもとに伝えている。

チェルシーでは現在SDの席が空席となっている。2011年からクラブのリクルート部門を担っていたマイケル・エメナロ氏が一昨年11月に退任しモナコに移籍。その後、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏はSD職を空位にしたまま、ディレクターのマリナ・グラノフスカイア氏にクラブの舵取りを任せていた。

カンポス氏は2013年からモナコテクニカル・ディレクターを務め、FWキリアン・ムバッペや、MFトマ・レマル、DFバンジャマン・メンディ、MFディエムエ・バカヨコらの若手を発掘。その後に彼らが多額の移籍金を置き土産にビッグクラブへ旅立って行ったのは誰もが知るところ。モナコで実績を残した後は、2016年からはリールでSDを任せられている。

マンチェスター・ユナイテッドも接触を試みていたというカンポス氏は、昨夏にもチェルシーが触手を伸ばしていたことが伝えられている。その時は、クラブレジェンドミヒャエル・バラック氏がSDに就任するのではないかとも報道されていた。

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