ManiaxCars Vol.04にて試乗インプレ付きで紹介してるHBルーチェ。 実働車を取材できる機会なんてそうそうないもんだから、 使う使わないに関わらず、あちこち撮りまくったのは言うまでもない(笑)。 誌面に掲載できなかった撮影カットを、ここで放出しよう。

左ヘッドライトを斜め上から。デザイン的な破たんを承知の上で(!?)、グリルよりでかいヘッドライトを採用したマツダ開発陣の大英断には大きな拍手を贈りたい。樹脂色そのまんまの黒いバンパーも勇ましい(笑)!!
左ヘッドライトを真横から。ヘッドライト上部が面取りされ、ボンネットからフロントパネル、メッキモール、ヘッドライト前面へとつながるラインを生み出している。こういう芸コマなところに興奮せずにはいられない!

角型4灯リトラクタブル式ヘッドライトを採用する兄弟車、HBコスモのフロントマスクもかなりオカシイことになってるけど、一度見たら忘れられないっていうインパクトの強さで言えば、HBルーチェの方が確実に一枚上手だ。

しかも、コイツは6PI(ポートインダクション)仕様の12A型NAロータリーエンジンを搭載する廉価グレードのGT。無塗装の黒バンパーだし、サイドウインドウの開閉は手巻き式だし、標準でラジオすら装備されてないし…と、なかなか熱いグレードなんだからたまらない!

車内換気用のエアアウトレットを備えるCピラーステンレスサイドバイザーは車名ロゴ入りの純正オプション品。ウインドウを取り囲むようにメッキモールも配される。
左リヤフェンダー。車名エンブレムが装着されるのはこちら側だけだ。そういや20B-REWを搭載するユーノスコスモにも、左フロントフェンダーだけに“3 ROTER”っていう平べったい楕円状のエンブレムが付いてたような…。

4ドアセダンとして、HBルーチェは基本的にかっこいいクルマだと思う。おそらくスマートなサイドビューを演出したかったんだろう、給油口はボディサイドでなくトランクパネル前方のボディ上面に設けられてたりする。

そんな細かい配慮がなされてるのに、なんでフロントマスクがあんなことになっちゃったのか!? これじゃあ“木を見て森を見ず”状態って言われたとしても反論のしようがない。

そこがHBルーチェ最大の疑問であり、世間一般的には残念なところでもあるんだけど、だからこそ変態グルマ好きが萌える(笑)のも事実。高速道路で、もしこんなのが後ろからえらい勢いで迫ってきたら、少なくともオレはソッコーで道を譲る。

なぜなら、ルームミラーに映るその姿が気持ち悪いから(笑)!!

なわけで、2月28日に発売された『Maniax Cars Vol.04』では、試乗インプレ付きでHBSN2ルーチェ4ドアハードトップロータリーGTを詳しく紹介。

こんな記事、他誌じゃ読めないよ~(笑)

前衛的すぎるフロントマスクに対して、リヤビューはオーソドックス。フェンダーミラーとか車名ロゴ入りリヤマッドガードとか、ディテールにも見どころがある。ちなみに、トランクリッドには車名エンブレムが付かない。