セビージャは7日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグでスラビア・プラハと対戦し、2-2で引き分けた。

もはや「ELといえばこのチーム」というレッテルが付くぐらいお馴染みとなったセビージャは、ラウンド32で強豪ラツィオを破ってベスト16に進出。だが、国内リーグではここ5試合で1分け4敗と、今年に入って成績が伸び悩み6位に転落。得意のELで調子を取り戻したいところだ。

直近のウエスカ戦のスタメンから2選手を変更して臨むホームセビージャキックオフ直後にネットを揺らす。開始からわずか24秒のこと、相手GKからパスを受けたスーチェクが1列前のクラルに預けたところ、後ろからバネガが奪取。そのまま前線へと繋いで、パスを受けたイェデルが楽々とゴールに流し込んだ。

予想だにしなかった立ち上がりとなった試合は下馬評通りセビージャが支配。16分の左CKではサインプレーでグラウンダーのクロスが送られる。そこにイェデルが合わせたが、シュートは相手にブロックされた。

しかし、徐々にポゼッションを盛り返してきたスラビア・プラハは25分、マソプストが前線で奪いボールは右サイドへ。グラウンダーの折り返しをトラオレが落としてストフがダイレクトシュート。これがログに当たってゴールに吸い込まれた。

ウェイゴールを与えてしまったセビージャだが、すぐに取り返す。28分、右CKの場面でバネガは今度は大きくファーサイドクロス。これをボックスの外から飛び込んだムニルが見事に左足ダイレクトボレーで合わせてネットに突き刺した。

ムニルの移籍後初ゴールで再びリードを得たセビージャ。しかし、思わぬ形でまたも追いつかれる展開となる。39分、スラビア・プラハの左CKの場面。ストフの上げたクロスが、手前で競り合った選手がブラインドになったことで、後ろから合わせに来たクラルが見失い左肩に激突。するとこれがループシュートのような軌道を描き、GKバシリクの手の届かないゴール左上に決まり、同点に追いついた。

このシーンでバシリクがポストに激突し続行不可能に。ソリアーノとの交代を余儀なくされたセビージャは、後半からにさらにウーバーを下げてロケ・メサを投入した。

後半に入ってギアを一つ上げたセビージャは次々とゴールに迫っていく。54分にボックス左深を侵攻したサラビアが難しい角度から狙う。56分にはバネガのパスを受けたムニルがネットを揺らしたがオフサイドに。67分にはカウンターから、この試合で再三チャンスに絡んでいるムニルがシュートに繋げたが枠を捉えることは出来なかった。

70分にもムニルにチャンス。ボックス左に侵入したイェデルのクロスゴール至近距離で頭で合わせたがクロスバーを越えていった。77分には、ムニルは今度はチャンスメイク。巧みなワンタッチループパスでゴール前に走り込むイェデルに通したが、シュートはGKに防がれた。

攻めに攻めたセビージャだったが、試合はこのまま2-2でタイプマップ。サンチェス・ピスファンサポーターからはブーイングが怒るという幕切れとなった。

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