ローマは7日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の解任を発表した。

 フランチェスコ監督は2017-18シーズンからローマの指揮を執っており、就任1年目の昨シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)で34年ぶりのベスト4進出を果たし、リーグでも3位という結果を残した。しかし今シーズンは、第26節終了時点で来シーズンのCL出場獲得圏(4位以上)外の5位にとどまっている。2日に行われたラツィオとのダービーマッチで0-3と完敗を喫した上に、6日にはポルトに敗れて2戦合計3-4と逆転負けを許し、CLからの敗退が決定した。

 なお、後任は決まっていないが、2009年から2011年までローマを率いたクラウディオ・ラニエリ氏が復帰する可能性があるとみられている。現在67歳のラニエリ氏は昨年11月末にフルアムの監督に就任したが今年2月末に解任されている。

ローマの指揮官を解任されたディ・フランチェスコ氏 [写真]=Getty Images