4月3日は東京渋谷WWWにて、同6日はソウルMUV Hallにて『Generate / Coremia Act:01』を開催する上北健。これに先行して本公演のテーマソング曲「Awakening」が公開された。あわせて上北健本人からイベント公演に向けてのコメントも発表されている。


上北健曰く今回のイベント公演『Generate / Coremia Act:01』は単なるライブではなく「ライブ作品」であり、本曲「Awakening」もライブ作品『Generate / Coremia Act:01』内で繰り広げられる物語の転換点にあたる重要な楽曲であるとのこと。

なお、東京公演・ソウル公演ともチケットは各プレイガイドで発売中。

上北健 コメント
ライブ作品 ‘Generate / Coremia Act:01’ 発表にあたって

Generate。これを‘ライブ作品’と呼びたいのは、受け手によって捉え方が多様であり得る出来上がりになるだろうと予想しているためです。例えばこの音楽に酔っていただきたいだとか、ハッピイな気分になっていただきたいだとか、そういった類いの動機がこの胸の内にはありません。根暗な鬱憤を晴らしたいわけでも、寄り添えるはずのない苦しみににじり寄りたいわけでもありません。それだけでなく、今は何でもかんでも、特にエンターテイメントなんてその答えが解り易すぎるので、「このライブを通して伝えたい想い」なんてことも言いたくありません。僕たちはあるひとつの入り口を用意させてもらうだけ。出口はそれぞれが作るものだから。ひとつだけ言うならば、自らの意で感じようとしてほしい、ということです。

小難しくて押し付けがましいのははかなわない。僕自身がそれは、そういうの少し苦手だ。だからは得意でないのでそれを達成するために、作品中には、受け取ってくれるあなたに向けたいくつかの仕掛けを用意してみました。本作の全楽曲に対して用いる映像集、そして隣で演じるダンサー。すべてのコラボレーションは物語を進めるための不可欠な要素です。ひとつずつの音、言葉、動きから自由に発想していただき、僕たちが始動する際の熱源を利用するなどして、あなたの内にある心血の微動を今再び奪取してほしいのです。

上北健