中国航空工業集団公司が試作中のステルス戦闘機J−20(殲−20)が21日、3回の試験飛行を行った。同一の機体が1日3回の試験飛行を行うことは珍しいという。環球網、中国新聞社などが報じた。

  J−20は1990年代に開発計画が始まった戦闘機で、プロトタイプ2種が2010年までに制作された。それぞれ2001、2002との番号が与えられている。21日に試験飛行をしたJ−20には機体番号が「2002」と表示されていた。

  J−20の初飛行は2011年1月11日で、2周年にあたる今年(2013年)1月11日にも試験飛行を行った。

  21日には、同じ飛行場からJ−7、FC−1(梟龍)戦闘機も飛び立った。実施場所は四川省内の空軍試験飛行研究院と見られる。(編集担当:如月隼人)