カウボーイの町として知られるテキサス州のサンアントニオでは、グルメサイトナンバーワンの寿司店でも激ヤバな寿司が提供されていた。
しかし、その上にあるテキサス州の州都・オースティンでもっとも人気が高い寿司店『kome』では、日本人も納得の美味しい寿司が食べられると評判らしい。
■店構えは普通の寿司店だが…
店はオースティンの中心街からやや離れた場所にあり、オープン時間前はガラ空き。
店構えもよくあるアメリカの寿司店だが、いったい何が違うのだろうか?
■店内はあっという間にアメリカ人で満席
店内もオシャレな感じだが、アジア系の外国人が経営している和食店にくらべ、露骨に日本といった感じはしない。
だが、オープンしてから10分もしないあいだにアメリカ人たちがたくさん入り、またたく間にほぼ満席に! 日本人店員もたくさんおり、日本語が通じるところも嬉しい。
■昆布締め用の昆布も用意
ランチのにぎりセット(13ドル)を注文したあと、調理場の男性が昆布をはさみで切っていたので何に使うか聞くと、昆布締めを作るためなのだそうだ。コレは期待が高まる!
あまり日本では見かけない、UCCの烏龍茶を飲みながら寿司を待っていると…
■13ドルのにぎりセット
ランチのにぎりセットが到着!寿司5貫と巻物がチョイスできるのだが、今回は人気の『オースティン』をチョイス。
オースティンはマグロとアボカド、カニカマの裏巻きにツメが塗られたものなのだが、コレがなかなかウマい。ちなみにツメも自家製なのだとか。
■おすすめの寿司も注文
にぎりもワサビが別添えなものの、普通に日本で食べる寿司とほぼ変わらない。これなら別メニューも期待できそうだったので、面白そうな3.5ドルのシェフおすすめ寿司を2貫注文することに。
■用心棒に座頭市
1貫目の『ヨウジンボウ』は、なんとカツオのたたきにアンキモとガーリックチップをのせた変わり種。こってりしたアンキモとさっぱりしたカツオのたたきがかなり合ってウマい。
2貫目『ザトウイチ』は、サーモンの炙りに甘みそを塗ったもの。これも鮭のちゃんちゃん焼きをほうふつとさせる味で、日本人でも美味しくいただけた。
■これからも応援したくなる素晴らしい店
さすが『kome』は現地に住む日本人もオススメの寿司店と感じたが、紹介してくれた日本人いわく、今後空港にも支店が出るかもしれないとのこと。
日本人も納得のアメリカ人にウケる寿司店が増えるのは、日本人としてもとても嬉しいこと。これからもぜひ応援したくなる、素晴らしい店だった。
■世界の庶民派寿司しらべぇ「ランク別店舗一覧」
【日本の同価格帯の店と同レベルかそれ以上に美味】
・韓国『すし孝』(韓国の寿司王が握る韓国最高級の寿司)
・アメリカ『KURA Revolving Sushi Bar』(くら寿司のアメリカ版)
・アメリカ『kome』(日本人も多く働く地元の人気寿司店)
【日本の店よりも割高だが悪くない】
・アメリカ『H.E.B』(テキサス人が愛するスーパーマーケット)
・フィンランド『Freija Kissakahvila』(猫カフェ)
・ドイツ『Japan Sushi gourmet』(1貫1ユーロ均一寿司)
・ドバイ『SUSHI COUNTER』(ドバイ庶民派寿司ではトップクラス)
・ドバイ『Manga Sushi』(アラブのJKが接客?)
【マズくていいから寿司を食べたいとき以外はやめたほうがいい店】
・アメリカ『WHOLE FOODS MARKET』(名前が不謹慎なスーパーのにぎり)
・フィンランド『大中華』(寿司がまずいがチャーハンはウマい)
・フィンランド『ベトナム料理店・スーパー・Kマーケットの寿司・ヴァンター空港の寿司』
【食べると体内の危険信号が真っ赤に点滅する店】
・アメリカ『サンアントニオナンバーワンの寿司』(ネタの鮮度がとにかくヤバい)
・フィンランド『スーパーのフランス産冷凍寿司』(とてつもないマズさに1口で吐く)
・合わせて読みたい→日本人なら失神するレベル! 2018年前半「世界激マズ寿司ランキング」BEST3
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