明治安田生命J1リーグ第3節が9日に札幌ドームで行われ、北海道コンサドーレ札幌清水エスパルスに5-2で勝利した。

ホーム開幕戦の札幌はルヴァンカップスキップした主力が全復帰。注目の前線はシーズン初白星を手にした第2節の浦和レッズ戦と同じくアンデルソン・ロペス、チャナティップ、鈴木のトリオチョイスした。

先のガンバ大阪戦を2-4で競り負け、シーズン初黒星の清水もルヴァンカップを休養に充てた主力が先発にカムバック。ケガで出遅れた新加入のエウシーニョが遂に先発に入りを果たしたほか、竹内も復帰した。

両者ともにアグレッシブな試合は19分に動く。鈴木が最終ラインのスペースに陣取ると、敵陣中央でボールを持つ宮澤が縦パス。ボックス左に侵攻した鈴木が左足シュートをゴール右に決め、札幌が先制する。

鈴木の2戦連発弾を浴びた劣勢の清水だが、セットプレーのチャンスを生かす。36分、右CKから金子が右足でクロス。ニアサイドの松原が頭で合わせると、これが札幌ゴールに突き刺さり、清水が追いつく。

だが、鈴木が45分、ドリブルでボックス右に侵攻した鈴木が相手のファウルを受けてPKのチャンスを獲得。キッカーのアンデルソン・ロペスが左足シュートをゴール左下に沈め、札幌が前半終了間際に勝ち越す。

アンデルソン・ロペスに移籍後初ゴールが生まれた札幌は49分、ボックス右深くのルーカスフェルナンデスが浮き球パス。チャナティップの蹴りそこねをアンデルソン・ロペスが押し込み、清水を引き離す。

完全に勢いに乗ったアンデルソン・ロペスは続く65分、単騎突破からボックス中央で左足を一閃すると、69分にもボックス右から右足シュート。アンデルソン・ロペスの大暴れにより、札幌が大量リードする。

その後、滝に前節のデビューゴールに続く2戦連発弾を許した札幌だったが、これ以上の反撃を許さず、ホーム開幕戦を白星。2連勝を飾った。