バルセロナは9日、リーガエスパニョーラ第27節でラージョをホームに迎え、3-1で逆転勝利した。

前節レアル・マドリーとのエル・クラシコを1-0で制し、2位アトレティコ・マドリーとの7ポイント差を維持した首位バルセロナ(勝ち点60)は、4日後にチャンピオンズリーグ(CL)のリヨン戦を控える中、デンベレやラキティッチ、セルジ・ロベルトらをベンチスタートとし、コウチーニョやビダルを起用した。

19位ラージョ(勝ち点23)に対し、3トップに右からメッシスアレス、コウチーニョと並べたバルセロナが立ち上がりから敵陣でのプレーを続けると、18分にスアレスがコントロールシュートを浴びせた。

しかし25分、防戦一方だったラージョがワンチャンスをモノにする。味方のパスを左サイドで受けたデ・トーマスがカットインをしつつ、ペナルティアーク左から右足を振り抜くと、ゴール右にシュートが決まった。

まさかの失点を喫したバルセロナだったが、引き続き攻め込み続けると39分に追いつく。右サイドで得たFKをメッシ蹴ると、ニアサイドに飛び込んだピケのヘディングシュートが決まった。

ハーフタイムにかけても攻め込み続けたバルセロナは1-1で迎えた後半、アルトゥールに代えてデンベレを右ウイングに投入し、[4-2-4]とした。

すると50分、バルセロナがPKを獲得する。N・セメドがボックス右深くまで侵入したところでアマトに倒された。このPKをメッシが決めてバルセロナが逆転に成功した。

リード後もラージョを敵陣に張り付けたバルセロナは、69分にメッシが直接FKでゴールに迫ると、終盤の82分に勝負を決定付けた。直前に投入されていたラキティッチとのパス交換からスアレスがゴールに流し込んだ。

このまま3-1で逆転勝利したバルセロナが2位アトレティコとの7ポイント差を維持し、リヨン戦に向かうこととなった。

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