「体は小さくても夢は大きく持っていたい」と語る郡司芹香ちゃん
「体は小さくても夢は大きく持っていたい」と語る郡司芹香ちゃん

身長145cm、グラビア界のミニマムヒロイン・郡司芹香ぐんじせりかちゃんが、『週刊プレイボーイ12号』(3月11日発売)のグラビアに初登場。マイナス10℃で、過酷だった初グラビア撮影について聞いた。

* * *

──氷点下の長野での初撮影。いかがでしたか?

郡司 さすがにちょっと寒かったけど「寒い」って口に出すとよけいに寒くなりそうだから、絶対にそのひと言だけは言わないようにしてました(笑)。

──当日はマイナス10℃だったのに、本当によく頑張ってくれました。何か撮影に向けて準備は?

郡司 いろんな女優さんの写真集を見たりして「あ、こういうポーズやってみよう! まねしてみよう!」って(笑)。お風呂の鏡の前で「こんな感じかなぁ?」って練習してみたりしましたね。あとは、撮影前は大好きなポテトチップスを封印して、カロリー低めのゼリーばかり食べていました。

──確かに体、とても締まってましたね。健康的でした。

郡司 いや~、恐縮です。もしかしたら、小学生から中学校まで習ってた空手のおかげもあるのかもしれません。

──なんでも空手の全国大会に出場した経験もあるんだとか。

郡司 そうなんです。父とふたりのお兄ちゃんが空手をやってて、毎日稽古で頑張っているお兄ちゃんの姿を見てたら、自分も空手をやってみたくなって、そこからのめり込みました。

──お兄さんとも仲いいんですね。

郡司 そうですね。私、基本的にインドアで、お休みの日はお兄ちゃんと家でゲームしたりアニメを見たりして過ごすことが多いです。たまに外出するとなっても、お兄ちゃん買い物に行ったりします。

──お兄さんがうらやましいです。

郡司 いやいや(笑)。でも一緒に買い物といっても、ファンの方に見られて勘違いされたくないし、かなり距離をとって歩いてもらっています。特に私のファンの方々ってかなり控えめな性格の人が多いので、仮にそういう場面に出くわしたとしても、何も言ってこない、というか言えないと思うんですよ。Twitterにすら書き込まないと思う。ファンの方々がひとりで落ち込んでる姿を想像するだけですごく心苦しくて......。だからたとえお兄ちゃん相手であっても、そこは徹底してます。

──ファンへの愛情も深い!

郡司 私自身もアイドルがすごく好きだったので気持ちがわかるんですよね......。それに忙しいなか私のライブやイベントに来てくれるファンの方が、もういとしくてしょうがなくて。だから私の中では一個決めているルールがあって。

──それは?

郡司 私は今、20歳なんですけど、27歳になるまで絶対に恋愛はしないって決めてるんです。そこはプロとして、絶対に守ります。せっかく大学にも通わず、芸能一本でやってるんだから全力でその道を進みたいんです。

──27歳って明言されると、確かに信頼感が増しますね。でもなぜ、27歳?

郡司 正直なところ、結婚願望はあるんです。個人的に30歳までに結婚して子供も欲しいと思ってます。そこもまた心の中で前から決めてたことではあるんですね。

でも恋愛経験も少ないまま結婚相手を探すってちょっと不安なので、3年は猶予期間を設けたほうがいいと思ってるんです。なので27歳までは、恋愛はしない。そこから3年で頑張って結婚相手を見つけよう、みたいに考えてますね。

──独特な計画性! 郡司さんの今後の目標を教えてください。

郡司 いろんな世界を見てみたいから、ジャンルを問わず仕事に取り組みたいとは思っていますが、やっぱり女優さんとして活躍したい気持ちは強いです。私、安達祐実さんが大好きで、安達さんみたいにプロ意識が高く魅力的な大女優さんになりたいんです。

ハードルは高いかもしれないけど、体は小さくても夢は大きく持っていたいです。今回の週プレさんでのお仕事も、たくさん勉強になることがあって。演じつつ、素の自分も出せた、そんな撮影だったので、ぜひじっくり見てほしいですね。

■郡司芹香(GUNJI SERIKA
1998年9月21日生まれ 神奈川県出身
身長145㎝ B80 W56 H84
特技=空手
香取慎吾草彅剛によるユニット・SingTuyo(しんつよ)の楽曲『KISS is my life.』のMVに出演して話題に。『レコメン!』(文化放送、毎週月曜~木曜、22:00~25:00)のコーナー「レコメン!ニュースネットワーク」の月曜レギュラーとして出演中

取材・文/エビナコウヘイ 撮影/桑島智輝

「体は小さくても夢は大きく持っていたい」と語る郡司芹香ちゃん