発車メロディを車外スピーカーから流します。

JR東日本東京支社は2019年3月12日(火)、常磐線各駅停車(亀有~取手)で、車外スピーカーから発車メロディを鳴らす取り組みについて、16日(土)から本実施に移行すると発表しました。

常磐線各駅停車では、2018年8月1日から、従来のホーム設置のスピーカーにかわり、列車の車体に取り付けられた車外スピーカーから発車メロディを流す取り組みが試験的に行われてきました。

JR東日本東京支社によると、駅備え付けのスピーカーは階段や改札口など駅構内の広範囲で発車メロディが聞こえ、駆け込み乗車を誘発してしまうと想定。そこで車体スピーカーに変更し、駆け込み乗車が減少するか検証していました。

結果、駆け込み乗車は減少し、一定の効果が見られたことから、今回、車体から発車メロディを流す取り組みを本実施に移すといいます。

なお、これにあわせて、常磐線各駅停車に乗り入れている東京メトロ小田急電鉄の車両の発車メロディが統一されます。

常磐線各駅停車で使われているE233系電車(画像:JR東日本)。