4月1日(月)からレギュラー番組として復活する「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎週月曜夜0:20-0:50、テレビ朝日系)の初回ゲストが、安田大サーカスクロちゃんに決定した。

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同番組は、過去に“しくじった”ことのある人物が先生となり、同じ過ちを犯す人を増やさないようにエピソードや教訓を語る“反面教師”バラエティー。

深夜枠の放送ということで、これまで以上に“クセ”の強い先生たちの授業が展開していく。

第1回の先生は、「うそつき」「クズ」「変態」などとバッシングの対象になることが多い、安田大サーカスクロちゃんに決定。努力を全くせず、楽な道ばかりを選んできた自らの人生を反省するとともに、衝撃の事実を次々に告白する。

担任役のオードリー若林正恭、生徒役の平成ノブシコブシ・吉村崇らが参加した収録では、クロちゃんが現れるなり、「絶対ゴールデンじゃできない先生だけど…でも初回がこの先生でよかったのか!?」(若林)、「また終わっちゃうよ、この番組!」(吉村)と、教室(スタジオ)が騒然。 

クロちゃんは、自分が甘い汁だけを吸って楽をして生きてきたことを赤裸々に語り、生徒たちをあきれさせる。

また、4月からはAbemaTVとの完全連動が実現。地上波放送直後に好きなタイミングで見逃した番組やオリジナルコンテンツを見ることができる「Abemaビデオ」に、“Abema完全オリジナル新企画”が続々登場する。

さらに、未公開シーンが盛り込まれた“地上波授業の完全版”も放送。地上波とAbemaTVがガッチリタッグを組み、しくじり先生の授業を余すところなく紹介する。

そしてレギュラー復活に当たり、若林と吉村からコメントが到着した。

■ 若林「またみんなと会えるのが楽しみ」

――レギュラー放送復活を聞いたときの気持ちを教えてください。

不思議な気持ちでした。番組が終わった時にお墓を作ったんです、「墓を作って番組を埋葬しよう」ということで(笑)。

それがこうやって、またゾンビのようによみがえるというパターンもあるんだなと思って、驚きました。

本音の本音では「じゃ、なんで終わったんだろう!?」という疑問もあったのですが、それ以上に「またみんなと会えるのが楽しみだな」と思いました。

――ジャージ姿で“しくじり学園”の教室に足を踏み入れた感想は?

ジャージ姿はいいのですが、首から下げている笛のひもが5年前から同じもので、黄ばんでるんです。今日はすごく新たな気持ちでスタジオに来たのですが、「ひも、汚ねぇな」って思いました。

でも、このジャージをずっと着てきたので、また着られるのはうれしかったです。

――クロちゃん先生の授業を受けてみていかがでしたか? 

最初の深夜放送のころって、そんなに教訓もなく、反省もしていないだろう先生がいたりして、それで逆に盛り上がることがあったんです。あの感じがまた帰ってくるのかなと楽しみにしていたのですが、クロちゃん先生に関しては…荒れに荒れました! 

これまでの深夜時代でも、こんな回はなかった(笑)。 でも真面目な話、不思議な気持ちにはなりました。

「この人、なんで許されてるんだろう!?」とか、「(自分は)タレントとしての振り切り方が足りないのかな」と…。クロちゃんに完敗でしたね! 悔しいですね!!

――あらためて思う、「しくじり先生」という番組の魅力は?

普段他の番組で見せてくれない深い部分や、その人の心の部分が見られるという魅力があると思います。

ただ、バラエティー番組でありながらも、熱気というか、“人間”というものに近づいていく雰囲気はすごく好きなんです。それをまた味わうことができてよかったです。

――地上波×AbemaTVの連動に期待していることは?

AbemaTVでは地上波でオンエアされていない部分も流れたりしますが、実は“あそこを見てほしいな”と思う部分もあるので、楽しみです。もうすでに独特の雰囲気があるので、いろいろ連動できたらなと思います。

――今後「しくじり先生」に呼んでみたい人は?

深夜の放送なので、いろいろな先生が来やすいんじゃないかなと思います。実は、たまに「あの人、来るらしいよ」と言われていたのに、急に来なくなることがあったり(笑)。

あとここ何年かはニュース記事などで、メディア側で「この人、しくじり先生にいいんじゃないか」と名前が挙がった方、全員に来ていただきたいです。

実は「この人、しくじってないんじゃない?」というイメージの先生の方が、結構面白かったりします。

■ 吉村「芸能界のジンクスを破ったような気分」

――レギュラー放送の復活が決まりましたね。

番組の打ち上げでよく「またこのメンバーで番組やりましょう!」と言い合うのですが、それがかなったことはこれまで1回もなかったんです。

でも今回の復活で「あ、できるんだ!」ってびっくりしました。しばらくぶりに会ったら、みんなしっかり年を取っていましたけれども、芸能界のジンクスを破ったような気分でとてもうれしいです。

――学生服姿で“しくじり学園”の教室に足を踏み入れてみていかがですか?

やはり気合が入っていいですね。38歳でこんな格好をすることもなかなかないので、“しくじり”が戻って来たんだなという思いで、テンションが高くなりました。

――クロちゃん先生の授業は吉村さんから見てどうでしたか? 

いやぁ、収録は大荒れでした。復活初回の収録だったので、たくさんの大人たちがスタジオにいたのですが、ページをめくるたびにどんどん人が少なくなっていきました(笑)。こんな現象は今までになかったので、逆に食いつきがあるんじゃないかなと思っています。

どちらかというと、先生から教えてもらうというよりは、こちらから学ぶ点を見つけていくという特殊な授業で、すごく“攻めた”1回目だったと思います。

――「しくじり先生」という番組の人気の理由はどこにありますか?

この番組では、出演後にブレークする”しくじりスター“という方々がさまざま誕生してきましたが、今後も出てくると思う。

そういう方の話も楽しみですよね! 何よりこの番組は出演者もスタッフさんも仲が良いので、アットホーム感がとても好きです。

――地上波×AbemaTVの連動に期待していることはありますか?

より攻めた人選ができるのも楽しみ! あと、AbemaTVパンサー・向井(慧)が牛耳っていると聞いたことがあるので、その牙城を崩したい! 何とか奪い返したいなと思います(笑)。

――今後、「しくじり先生」に呼んでみたい方はいらっしゃいますか?

とろサーモン”の久保田(かずのぶ)とかどうでしょう。彼は特番時代など、この番組に何度かトライしているのですが、今こそ来たいと思っているはず。

でもウーマンラッシュアワーの村本(大輔)だけはやめましょう! 絶対うまくいかない(笑)。(ザテレビジョン

「しくじり先生―」のレギュラー放送復活が決定!