今冬に移籍後は7戦5ゴールと絶好調 代理人にはマルセイユ残留をリクエスト

 マルセイユイタリア代表FWマリオ・バロテッリは、加入後7試合で5得点とゴールを量産している。フランスで輝きを取り戻した28歳のストライカーは、「マルセイユに留まりたい」と語りつつ、もしイタリアに戻るなら「俺がプレーできるイタリアのクラブはナポリだけ」と明かした。フランス地元紙「La Provence」が伝えている。

 かつて“悪童”と呼ばれた男が絶好調だ。今季ニースで思うように結果が出なかったバロテッリは、冬の移籍市場でシーズン終了までの期限付き移籍でマルセイユへ。現地時間3日のリーグ・アン第27節サンテティエンヌ戦(2-0)でゴール後にスマートフォンを受け取り、チームメイトと喜ぶ姿セルフィー動画をSNSに投稿する衝撃のパフォーマンスで話題を呼ぶだけでなく、移籍後7試合で5ゴールと爆発している。

 マルセイユで輝きを取り戻したバロテッリは地元紙「La Provence」に対し、「事実としてある問題は、俺の契約は今シーズンの終わりに期限切れになるということだ。その後、それについて議論する」と今後のキャリアについて見解を述べている。

「俺はここに満足していて、代理人には残留したいと伝えたよ。ニースでの2シーズンはとても良かった。だけど、マルセイユは別のレベルにいるし、他のタイプのサッカーや雰囲気があるんだ。俺の知る限りではマルセイユフランス最大のクラブだ。ニースとその支持者に感謝しているが、マルセイユと比較してはいけない」

「俺はいつもフィットできるだろうと思っていた。雰囲気は少しナポリに似ているかな」

 一方、いずれイタリアのクラブに戻りたい思いもあるようで、移籍の可能性があるクラブの名前を挙げている。

「俺はいつもここにフィットできるだろうと思っていた。その理由は説明できないけどね。雰囲気は少しナポリに似ているかな。俺が言えるのは、俺がプレーできるイタリアのクラブはナポリだけだろうね。マルセイユとほとんど同じだよ」

 マルセイユへの愛着とナポリへの興味を明かしたバロテッリ。シーズン終了後には1度ニースに戻ることになっているが、バロテッリはどんな選択をするのだろうか。(Football ZONE web編集部)

マルセイユFWバロテッリ【写真:AP】