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先週は、ついにグローバルマーケットの減速が表面化するニュースが多数でてきました。一方で、仮想通貨に集中するポジティブ材料は増えつつあるようです。(『「ビットコイン&グローバルマーケット」by天空の狐 ミニ版メルマガ』天空の狐)

※本記事は有料メルマガ『「ビットコイン&グローバルマーケット」by天空の狐 ミニ版メルマガ』2019年3月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:天空の狐
IFTA国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト、日本人で唯一のESTA名誉会員、現職ヘンリー・ビジネス・スクール ヘッジファンド・プログラム、国内AI企業のアドバイザー PythonMT4・MT5自動売買&裁量AIトレーダーテクニカル分析やアルゴリズム・ストラテジー開発に従事。

中国、欧州、米国で経済減速が次々と表面化

先週はグローバルマーケットの減速が鮮明に

5日 中国は2019年のGDP目標6-6.5%、前年の6.5%前後から引き下げ、減速する経済を安定化に向けて慎重な金融政策を維持

6日 米国企業が仮想通貨で6%金利付帯のサービスを発表

7日 日本政府は、景気動向指数が基調判断を下方への調整変化と引き下げた。

同日、ECBは政策金利を据え置き、年内利上げをやめ、9月から新たなに資金供給策の決定

8日 日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA)ICO規制の議論内容を発表、ICO発行時から、継続的な調査義務など、ICOによる資金調達の企業促進を高めるなど、同日、国連安全保障理事会の報告書から、北朝鮮サイバー攻撃2017~18年にかけ仮想通貨交換業者へのハッキング攻撃で推計5億ドル(555億円)超の被害の報道。

同日、米国雇用統計は2月2万人増で小幅な結果、失業率は3.8%低下で完全雇用状態となり、時給賃金の上昇は加速した。

先週はグローバルマーケットの減速が見えてきた。各国の金融政策指針の修正が見えだし、長期調整入りの可能性が視野になってきました。以前から指摘していた仮想通貨の金利付帯のサービスが開始など、仮想通貨市場は成熟の道ともに、長期資産の顔になってゆく予想だ。また、ICOへの取り組みへと、自助作用によって、健全で安全な方向を望んでいる。

北朝鮮ハッキング、誤報ではないかと思いながら、記事を読みました。このタイミグで足すと、北朝鮮とアメリカの外交交渉は破談に終わった結果を受けてなのか?邪推しながらも、市場にはマイナス要因が新たに生まれた印象だ。

全体にネガティブ要因が増えながら、仮想通貨はポジティブ材料が増えている現状だ。市場構造が段々2~3年の変化してゆく意識しながら、グローバルマクロを見届け、ダウ平均株価の動向と調整範囲を見極める週となるだろう。

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