浦和レッズは13日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019グループG第2節で北京国安(中国)をホームに迎え、0-0で引き分けた。

初戦のブリーラム(タイ)戦を3-0と勝利し白星スタートとした浦和は、4日前に行われ1-0で辛勝した松本山雅戦のスタメンから2選手を変更。森脇と柴戸に代えてマウリシオとエヴェルトンを起用した。

レナト・アウグスト、バカンブ、ビエラといった外国籍選手を起用してきた、初戦の全北現代(韓国)戦を1-3と落とした北京国安に対し、浦和が仕掛ける入りとなる中、10分にチャン・シーチョーのミドルシュートでGK西川を強襲される。

ここから徐々に押し込まれる展開を強いられると、18分に大ピンチ。槙野との競り合いを制してボックス左に侵入したバカンブがGK西川をかわして角度の厳しい位置からシュート。だが、枠の右に外れて助かった。

続く19分にもビエラのコントロールシュートでゴールを脅かされた浦和は防戦一方の状況を強いられる。そして、29分にはボックス内でクロスボールが槙野の手に当たるも、主審はノーファウルと判定し救われた。

ハーフタイムにかけても防戦一方の浦和は42分にチャン・ユーニンに決定的なヘディングシュートを許すも枠の上に外れて助かり、何とかゴールレスで前半を終えた。

前半にシュートを1本しか打てなかった浦和は迎えた後半、開始5分にビエラのミドルシュートでGK西川を強襲されると、54分にもレナト・アウグストに直接FKでオンターゲットを記録された。

その後もチャン・ユーニンにGK西川を強襲された浦和が劣勢を強いられる中、63分に長澤に代えて柴戸を投入し、何とか北京国安の攻勢を凌いでいく。

自陣に引いて耐える浦和は終盤、柏木に代えて阿部を投入し、勝ち点1奪取を目指す。82分にはユ・ターパオに決定的なヘディングシュートを許すも枠の上に外れて助かると、最終盤の追加タイム1分にはビエラのシュートが左ポストに直撃。直後にはバカンブにネットを揺らされたがオフサイドで助かり、0-0でタイムアップ。

シュート1本に終わる大劣勢を強いられながらも、守護神の西川が奮闘した浦和が敵地で価値ある勝ち点1を獲得した。次節、浦和は4月9日に全北現代とホームで対戦する。

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