画像はツイッターをキャプチャ

コカイン使用の疑いで3月12日に逮捕されたピエール瀧容疑者(51)について3月15日音楽家坂本龍一さんがツイッターで言及した。電気グルーヴのCDおよび映像商品が出荷・配信停止され、在庫回収されている状況であることをあげ、

「なんのための自粛ですか?電グルの音楽が売られていて困る人がいますか?ドラッグを使用した人間の作った音楽は聴きたくないという人は、ただ聴かなければいいんだけなんだから。音楽に罪はない」

とコメントしている。

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リプライ欄では、「ビートルズもストーンズもクラプトンも日本では聴けないな」「洋邦新旧問わず多くのドラッグ使用者の楽曲が今まさに販売されてる」など、坂本さんに共感する人からのコメントが多く寄せられている。

一方、薬を使用した人間の音楽を聴きたいか否かの話ではなく、違法薬物使用がどれだけ社会的に影響を与えるかの問題だと指摘する人もいた。

瀧容疑者の逮捕を受け13日、所属するソニーミュージックレーベルズは電気グルーヴおよびピエール瀧に関するCD、映像商品の出荷停止と店頭在庫回収、また音源や映像の配信停止を発表した。

また今月15日、16日に予定していた電気グルーヴ30周年ツアー公演、4月28日に出演を予定していた音楽フェスARABAKI ROCK FEST.19」のキャンセルも発表された。