「なんのための自粛ですか?」――。音楽家坂本龍一さんが2019年3月15日未明にツイッターで、テクノユニット電気グルーヴ」の楽曲配信などがメンバーピエール瀧容疑者逮捕後に「自粛」されたことに強く疑問を示した。

瀧容疑者はコカインを使用したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたと12日深夜に報道された。13日には電気グルーヴの所属レーベルが、CDなどの出荷停止と店頭在庫回収、さらにデジタル配信停止を発表し、ファンからも残念がる声が続出していた。

「音楽に罪はない」

坂本さんはツイッターで「電気グルーヴのCDおよび映像商品の出荷停止、在庫回収、配信停止」として、

「なんのための自粛ですか?電グルの音楽が売られていて困る人がいますか?」

と問いかけた。さらに

ドラッグを使用した人間の作った音楽は聴きたくないという人は、ただ聴かなければいいんだけなんだから。音楽に罪はない」

として、自粛の措置に反対した。

こうした主張には、

「同感です」
「音楽に罪はホントに無いです 音楽や作品を憎まず、ドラッグを憎まないと意味がないですね」

と坂本さんへの共感が相次ぐ一方、

「瀧に金が流れるとまた反社会的勢力からコカインを購入するので資金源を断つのは当然かと思います」
「音楽に罪はありません。ただ影響力は確かに存在します。会社が会社のために回収しているだけです」

と自粛に理解を示す声も少なくない。

ユニットが所属するソニーミュージックレーベルズは13日に出荷停止や配信停止を発表。ツイッターでは「電気グルーヴ聴けなくなってるぅぅぅぅぅぅ!!!!!!こんなのって......ないだろ......」「ここまでする必要あるか?」「配信停止と聞いてかなりショック...昨日の内に買っておけばよかった」と悲鳴があがっていた。音楽以外にも瀧容疑者が関わる有料コンテンツは膨大で、出演映画やテレビゲームの制作サイドが対応に追われている。