娘が泊まりに出かけた日の母の姿を描いた漫画「ゆづがいなかった日」がSNS上で話題となっています。幼い娘が家にいないため、窓やドアを開けっ放しにしたり、ヒールの靴で外出したりと、自由な時間を満喫した母。しかし、心の中では…という内容で「すごく分かります」「私も同じです」「ソワソワしちゃいますね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

娘がいない初めての夜は寂しく…

 この漫画を描いたのは、主婦のけいとペンネーム)さんです。1歳の娘を育てながら、インスタグラムで漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

けいとさん「娘を妊娠中、今しかない体験を形に残そうと思い、絵日記代わりに描き始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

けいとさん「丸一日、自分の好きなことを満喫する時間を過ごせても、娘がいない夜の寂しさにはかないませんでした。娘の存在の大切さを再確認できた日だったので、その気持ちを忘れないように描きました」

Q.娘さんがお泊まりに行ったのは、この日が初めてですか。

けいとさん「初めてでした。娘がいない分ベッドを広々使えるのに、何となく半分空間を空けて寝てしまいました」

Q.子どもがいない日にやりたいことは、以前から計画していたのでしょうか。

けいとさん「夫の実家へお泊まりで、義母の希望もあり急きょ決まったものだったので、やりたかった予定を慌てて詰め込みました。充実した時間を過ごせましたが、娘のことが気になって気もそぞろでした(笑)」

Q.また、1人の時間が欲しいと思いますか。

けいとさん「機会があれば欲しいと思いますが、丸一日はいらないなあと思いました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

けいとさん「共感してくださるコメントが多かったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

けいとさん「これまで通り、娘の成長や育児での出来事を絵日記代わりに描いていきたいです。最近入籍した友人に似顔絵をプレゼントしたら、とても喜んでもらい、私も幸せな気持ちになったので、いつか似顔絵を作成してみたいと思っています」

オトナンサー編集部

漫画「ゆづがいなかった日」のカット=けいと(y_kate_y)さん提供