8月24日(土)、25日(日)に第42回をむかえる日本テレビ系夏の恒例チャリティー番組「24時間テレビ」のメインパーソナリティーを6年振り5回目(2004、2008、2012、2013年)となる嵐が務めることが決定。大野智櫻井翔相葉雅紀二宮和也松本潤からコメントと、会場となる東京・両国国技館での5ショットが到着した。

【写真を見る】櫻井翔も興味津々、紫舟の思いが詰まった「書」

■ 「例年にない大きな変化」とは会場!

メインパーソナリティー決定は、3月16日に放送された「嵐にしやがれ」(毎週土曜夜9:00-9:54)内にて発表。その中で「今年は例年にない大きな変化がある」として、会場が両国の国技館となることも明らかに。

新元号となって最初の24時間テレビにふさわしい、歴史ある会場での開催に、会場を訪れたメンバー5人も「迫力ある」と感動しつつも、「今までに見たことない景色」「どうなるか見当もつかない」とコメント。不安と期待の気持ちを胸に、本番に向けスタートを切った。

■ テーマを書にしたためた紫舟の思いとは

24時間テレビ42」のテーマは「人と人 ~ともに新たな時代へ~」。嵐のメンバーが見守る中、書家でアーティストの紫舟の書によって発表され、その筆致にメンバーからは「力強いですね」「すごいね」と絶賛の声が相次いだ。

櫻井が「どんな思いを込めて書き上げたのか」と質問すると、紫舟は「(元号が変わる)新しい時代は、年齢・性別・ハンディキャップの有無を飛び越えて、人と人とが向き合う時代になるのでは、人と人が手をさしのべ合う時代になるでは、という思いを込めました」とコメント。印象的な形の「人と人」の“と”の字については「人と人との間に生まれる、何か温かなものをイメージした」と語った。

■ 嵐のメンバーそれぞれが印象に残っていることを振り返る!

各メンバーは「これまでの『24時間テレビ』で印象に残っていることは?」と質問に、相葉は「2004年、メンバーに宛てたサプライズの手紙」と回答。「でも、気持ちを込めて書いたのに、本番で泣きすぎて伝えきれなかった」と後悔もにじませる。

二宮は「2012年の佐々木健介北斗晶ファミリーのマラソン」を挙げ、24時間テレビ恒例企画のマラソンを「家族でリレーしていく姿が新鮮だった」と振り返った。

大野が挙げたのは、2008年に自身が担当した巨大バルーンプロジェクト企画。「(武道館の別場所で)一人で作業しながら、4人を見るのが新鮮だった」と回答。コメントを聞いていた櫻井から、通算3回(2004、2012、2013年)のチャリTシャツのデザインを大野が担当したことを加えられると、大野は「それは、すごい(ことだ)よ」と切り返し、笑いを誘っていた。

そんなナイスアシストをした櫻井にとって印象的だったことは「亀梨和也・小山慶一郎と行った2017年」。「24時間テレビ内の嵐にしやがれ企画で、嵐メンバーに合流したとき、いつものメンバーに囲まれる安心感を改めて感じた」と語った。

そして、松本は「被災地の方たちと一緒にやらせてもらっている企画。(東日本大震災から)8年経ったけれど、毎年放送している24時間テレビだからこそ、8年間でどう変わってきたのかを伝えることができていると思う。今年の24時間テレビは『いま、どう向き合うか?』をたくさん詰め込むことができれば」と明かし、今回の24時間テレビの展望も少しだけ教えてくれた。

最後に、櫻井が「6年ぶり5回目、さらに新元号となって最初の24時間テレビという大役を任せていただいた。国技館という新しい場所で、メンバーそれぞれがさまざまな人とつながりながら、新時代にふさわしい24時間テレビを作りたい」と代表して抱負を語った。

さらに、番組総合プロデューサーから、テーマに込めた思いや嵐への期待を含めたコメントが届いた。

■ 「24時間テレビ42」総合プロデューサー・江成真二のコメント

平成から新たな時代へ、新元号となって初めての24時間テレビ自然災害をはじめさまざまな困難が降りかかる現代ですが、そんな今こそ手を取り合って新しい時代を作っていこう、そして新しい時代は様々な人が手を取り合う時代にしていこう、という思いがテーマには込められています。

メインパーソナリティーは20周年を迎え、より強い絆で結ばれている嵐の皆さん。そんな彼らとスタッフ一同手を取り合って今こそ必要とされる「新たな24時間テレビ」をお届けします。(ザテレビジョン

「24時間テレビ42」のメインパーソナリティーを務める嵐。会場となる国技館で気合を表したファイティングポーズ!