東京の魅力を再発見するTOKYO MX地上波9ch)の情報生番組「週末ハッピーライフ!お江戸に恋して」(毎週土曜11:00~)。3月2日(土)放送の「朝比奈彩の進め!江戸小町」のコーナーでは、港区赤坂界隈の歴史スポットを巡りました。

東京23区のほぼ中央に位置する港区赤坂。幕末江戸の姿を知ることができる地図「江戸切絵図」を見ると、赤坂界隈には江戸時代の痕跡が数多く残っていることが分かります。今回は古地図を持って、赤坂の町を巡って行きます。

◆重要文化財「武家屋敷門」が学園の敷地に

まず訪れたのは、東京メトロ赤坂駅から徒歩7分のところにある「武家屋敷門」。青山通り沿いの牛鳴坂をのぼったところにあり、国の重要文化財に指定されている歴史ある建物です。


この武家屋敷門は、江戸時代、現在の愛知県岡崎市を治めていた岡崎藩本多家の門でした。もともとは丸ノ内にありましたが、数回の移設を経て、2016年に山脇学園中学校高等学校の敷地に移築。現在も学園の行事のときなどにこの門が使用されています。

江戸時代の怪奇スポットだった!?

続いて向かったのは、「港区立檜町公園」。おしゃれスポットとして有名な東京ミッドタウンの裏手にある公園です。一見すると普通の公園ですが、よく見ると池の周りに灯籠やあずまやなど“和”の雰囲気を感じさせるものがあります。


じつは江戸時代、ここには“檜屋敷”と呼ばれる長州藩毛利家の大名屋敷がありました。幕末の動乱で屋敷は解体されましたが、その跡地に作られた公園であることから、随所に当時の雰囲気を再現しているのだそうです。古地図でこの場所を見てみると、この広大な敷地に“松平大膳太夫”(毛利家)の文字があります。

ちなみに、この檜屋敷、当時は少し怖い場所として知られていたそうです。檜屋敷の“奥”と呼ばれる大名のプライべート空間には、奇数の人数で入ると怪奇現象が起こるので、必ず偶数の人数で入らなくてはいけないと言われていたそう。江戸時代の出来事がまとめられた武江年表によると、檜屋敷の奥を解体するとき、巨大なコウモリが現れたとの記載もあるそうです。


◆徳川将軍も聴いた太鼓の音色

最後に訪れたのは、951(天暦5)年創建の「赤坂氷川神社」。赤坂ではぜひ押さえておきたい歴史スポットです。


赤坂氷川神社は徳川8代将軍徳川吉宗から厚く信仰され、1730(享保15)年に現在の場所に移転しました。現在の社殿はそのとき吉宗が建てたもの。数々の災害を乗り越え、約290年前のままの姿で残っているのです。

今回、特別に取材許可がおり、そのなかも撮影させてもらえることに。社殿のなかには、江戸時代後期に作られた旧紀州家の櫓太鼓(やぐらたいこ)がありました。この太鼓は、現在でも毎朝鳴らされています。江戸時代の将軍が聴いた音色を今も聴くことができるのです。


さらに、赤坂氷川神社には江戸無血開城を成し遂げた勝海舟による直筆の書をはじめ、山岡鉄舟や高橋泥舟らの貴重な書の数々も保管されています。


洗練された都会のイメージが強い赤坂界隈には、坂道や庭園、神社など至るところに江戸時代の痕跡を感じられる場所が残っていました。

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<番組概要>
番組名:週末ハッピーライフ!お江戸に恋して
放送日時:毎週土曜 11:00~11:55
レギュラー朝比奈彩、松尾雄治、堀口茉純、田中雅美
番組Webサイトhttp://s.mxtv.jp/variety/edokoi/
番組Twitter@edokoi9ch

東京ミッドタウンの裏に、江戸時代の怪奇スポットが…!?