1人目は大分の10番FW藤本、「DFからしたら厄介な相手」とゴール量産の要因指摘

 元日本代表FW播戸竜二がDAZNのインタビューに応じ、今季のJ1リーグで“ブレイク必至”と感じているストライカーを選出。ゴール映像とともに解説を加え、「日本ではなかなか見られないゴール」「クラシックなFWでなんでもできる」と2人のFWを絶賛している。

 現在39歳の播戸は、2006年イビチャ・オシム監督率いる日本代表で初招集。同年10月アジアカップ予選インド戦(3-0)で初先発を飾り、代表初ゴールを含む2発の活躍を見せた。岡田武史体制でも招集され、通算7試合2ゴールの結果を残している。

 ガンバ大阪を皮切りに、北海道コンサドーレ札幌ヴィッセル神戸セレッソ大阪サガン鳥栖大宮アルディージャFC琉球を渡り歩いた流浪のストライカーは、DAZNのインタビューで今季J1注目の2大ストライカーピックアップしている。

 1人目に挙げたのは、大分トリニータの10番FW藤本憲明だ。播戸は「イケメン」と冗談交じりに触れた一方、29歳のストライカーについて「彼はJ3、J2、J1と成り上がってきている」と着実に階段を駆け上がってきたキャリアを紹介している。

 そのなかでJ 1開幕戦・鹿島アントラーズ戦(2-1)の前半18分に叩き込んだ一撃に目を向け、「これはレベルが高い。日本ではなかなか見られないゴール」と絶賛。ゴールと巧みな動きを映した映像とともに、「DFからしたら厄介な相手」「細かい動きをこれだけ何度も変えるのは難しい」と分析。今季リーグ戦3試合3ゴールと結果を残している要因を指摘している。

2人目は新加入の点取り屋 「彼が前にいるからこそ、後ろの選手が自由にできて…」

 また播戸が2人目に挙げたのが、今季ブラジルのバイーアから横浜F・マリノスに加入したブラジル人FWエジガル・ジュニオだ。27歳のストライカーは新たな点取り屋として期待を背負うなか、開幕戦から強烈なインパクトを放った。

 開幕戦のガンバ大阪戦(3-2)で早速1ゴールマークすると、第2節ベガルタ仙台戦(2-1)で2ゴールと爆発。3節を終えて3ゴールで得点ランキング2位タイにつける。そんなブラジル人FWについて、播戸は「クラシックなFWで、なんでもできる。彼が前にいるからこそ、後ろの選手が自由にできて、マリノスサッカーができていると言っても過言ではない」と語る。

 注目したのはG大阪戦で決めたゴールだった。相手ペナルティーエリア前に攻め込んだなか、相手を背負いながらボールを落とすと、狭いエリアで動き直してリターンパスを受け、最後は相手GKとの1対1を冷静に制して浮き球でゴールを陥れた。ストライカーらしい嗅覚を発揮し、播戸も「GKが出てくるなかで、ちょんと上げる。冷静さ、技術を兼ね備えたゴール」と称えている。

 17日に第4節が各地で行われるなか、大分が本拠地で横浜FMを迎え撃つ。播戸が注目する藤田とE・ジュニオの“ストライカー対決”も見どころとなりそうだ。(Football ZONE web編集部)

1人目に挙げたのは、大分トリニータFW藤本【写真:Getty Images】