松本人志

17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、12日にコカイン使用の疑いで逮捕されたピエール瀧の問題が取り上げられた。

 

■松本「ドーピング作品になってしまう」

松本人志は、映画監督としての目線で役者のコカイン使用に対する持論を語る。

「映画監督として、作品の公開前に主演級の役者が薬物で捕まったとして、ぼくは『薬物を使ってあの素晴らしい演技をやっていたのかも』と思ったら、それはある種のドーピングなんですよ。

 

ドーピング作品になってしまうので、ぼくは監督として公開してほしくない」

 

これに他の出演者も納得の空気を醸し出す。松本の持論展開は止まらない。

「本当にちょい役のひとが薬物使用をしていたとしても、そこまで言うのか。それは難しい。分かれるとこなんですけど。作品に罪は無い、罪があるということになると、ぼくは場合によっちゃあると思う。

 

レコーディングのときにそういうのを吸ってて、すごくいいもんができたんやとしたら、これはぼくはドーピングやと思うので、ダメだなと思います」

 

薬物使用をしてのクリエイティブは、その人自身の力ではない。ズルであると松本は考えているようだ。

「ただ役者さんの女性問題の暴行みたいなんは、あれはドーピングではない。被害者との問題になってくるんで、全然別問題ですけど」

 

東野幸治が、「女性問題に関しては、被害者との間で解決していれば問題はないとの考えですね」と解説を付け加えた。

 

■「ドーピング作品ダメ」に共感

松本の「作品にケチがつく」という監督目線からの『役者の薬物使用は絶対ダメ』な意見に対して、納得する視聴者の声は大きい。

■「女性暴行の問題とは別」に賛否も

だが「女性の暴行とは別問題」との言葉に違和感を感じて怒りを露わにする声も多数見られた。

しかし、そんな否定的な意見に対して「過剰反応ではないか」と反論する視聴者も少なくなかった。

 

■松本「完全に薬抜けたピエール見たい」

ピエール瀧さんは好きだが」と前置いた上で、松本が語る。

「いい役者だったのにという声を聞くが、その演技のときに何かをヤッてたかもしれないよ、となる。だから、本当のことを言うと、完全に薬が抜けた状態のピエール瀧の演技を観てみたいなと思うよね」

 

もしかしたら、薬物依存から回復した瀧を主演にした映画を松本が撮る展開もありうるかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・モトタキ

松本人志、ピエール瀧のコカイン使用に「ドーピング作品になるからダメ」「女性暴行と別問題」