ブンデスリーガ第26節が17日に行われ、FW大迫勇也が所属するブレーメンはアウェイでレヴァークーゼンに3-1で勝利した。大迫はケガの影響によりベンチ外だった。

 ブレーメンは13分、ドイツ代表初招集を受けたマキシミリアン・エッゲシュタインのスルーパスから、マックス・クルーゼがペナルティエリア左に抜け出し、ゴール右隅へ流し込んで先制点。さらに37分にはクルーゼのパスを受けたミロト・ラシカがエリア右フリーでシュートを沈め、ブレーメンが2点リードで折り返す。

 レヴァークーゼンは後半開始からカイ・ハフェルツとパウリーニョの10代コンビを投入して反撃を狙う。55分、左CKをハフェルツが押し込んだが、トラップ時のハンドによりノーゴール。64分にはラースベンダーがエリア手前右からミドルシュートを放ったが、GKジリ・パブレンカの好セーブに阻まれた。

 それでも75分、レヴァークーゼンはエリア手前中央でFKを獲得すると、レオン・ベイリーが左足を一閃。シュートを枠の左上隅に突き刺して1点を返した。だが、ブレーメンは後半アディショナルタイム5分、カウンターからクルーゼが冷静に右足シュートを沈めて勝負あり。ブレーメンは2連勝で後半戦9試合無敗をキープした。敗れたレヴァークーゼンは3試合ぶりの黒星となった。

 次節、ブレーメンは30日にホームでマインツと、レヴァークーゼンは29日にアウェイでホッフェンハイムと対戦する。

【スコア】
レヴァークーゼン 1-3 ブレーメン

【得点者】
0-1 13分 マックス・クルーゼブレーメン
0-2 37分 ミロト・ラシカ(ブレーメン
1-2 75分 レオン・ベイリー(レヴァークーゼン
1-3 90+5分 マックス・クルーゼブレーメン

スターティングメンバー
レーバークーゼン(4ー3ー3)
フラデツキー;L・ベンダー(84分 ヴァイザー)、ター、ドラゴヴィッチ、ウェンデル;アランギス(46分ハフェルツ)、バウムガルトリンガー、ブラント;ベララビ(46分 パウリーニョ)、フォラント、ベイリー

ブレーメン(4ー3ー3)
パブレンカ;ゲブレ・セラシェ、フリードル、モイサンデル、アウグスティンソン;M・エゲシュタイン、シャヒン、クラーセン(84分 ラングカンプ);J・エッゲシュタイン(75分 バルテルス)、クルーゼ、ラシカ(65分 ハルニク)

ブレーメンが主将クルーゼ(左)の2ゴール1アシストで勝利 [写真]=picture alliance via Getty Images