レスター・シティイングランド人MFジェームズ・マディソンが16日のバーンリー戦で自身に科された警告に関して語った。イギリスデイリー・メール』が伝えている。

レスターは16日、プレミアリーグ第31節でバーンリーと対戦し2-1で勝利した。同試合では前半開始直後にDFハリー・マグワイアが退場となるアクシデントに見舞われた中、マディソンのゴールでレスターが先制に成功。その後、前半のうちに追いつかれたが、後半アディショナルタイムにDFウェズ・モーガンの挙げた劇的ゴールによってアウェイのレスターが勝利を収めた。

同試合で先制点を決めていたマディソンはゴールセレブレーションの際に、ユニフォームを脱いで『RIP SOPHIE I LOVE YOU(ソフィー安らかに。君を愛している)』というメッセージが書かれたアンダーシャツを披露していた。

このメッセージに関してはマディソンが前所属先のノリッジ時代に親交があり、今年1月に小児がんによって5歳の若さで亡くなったソフィー・テイラーちゃんを追悼するものだった。

しかし、ユニフォームを脱いだことに加え、メッセージ付きのアンダーシャツを披露したことは現行のルール上警告の対象となるため、マイケルオリヴァー主審はマディソンに対して警告を掲示。この判定に対してSNS上を中心に“無慈悲”などと批判の声が上がっていた。

これらの反応を受けてマディソンは試合後に自身の公式ツイッターを通じて、オリヴァー主審がソフィーちゃんへの追悼の気持ちを抱きながらもプロフェッショナルとして自身の職務を全うした擁護している。

「彼(オリヴァー主審)は自分の仕事を行っただけだ。それ以外に選択肢がなかったと思う」

「彼は明らかに僕にイエローカードを出すことを楽しんでいなかった。同時に彼はソフィーへの追悼の気持ちを僕と共有してくれていたんだ。彼はとても敬意をもって対応してくれたと思っている」

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