17日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の「DASH海岸10周年スペシャル」で、城島茂と桝太一アナウンサーが希少価値の高い魚を次々と釣り上げ、驚きの声が広がっている。
■小さなカニを釣り上げると…
2人は東京湾の深海「東京海底谷」を訪問。底に生きる魚の釣り上げに取り掛かる。仕掛けた網を引き上げると、海洋専門家の木村さんが小さなカニを見ながら、「大事です」と一言。
そのカニは東京湾で発見記録がなく、生態がよくわかっていないという「コツノキンセンモドキ」。その姿を見た木村さんは「いやあ標本行きですね」と絶句する。
ハサミの強さに驚く城島と枡。大発見だが、「元気いっぱい」ということで、リリースした。
■幻の古代ザメ「ラブカ」を生け捕り
次に姿を現したのが、桝太一アナが憧れていたという幻の古代サメ「ラブカ」。姿を見た瞬間枡アナは「来てよかった今日。やっぱいるんだ本当に。図鑑で見たとおりだ」と興奮を隠せない。
枡アナが好きすぎて『ZIP』で特集まで組んだというラブカは、『鉄腕DASH』で2017年に釣り上げたことがある。その際ニュースとして取り上げられるほど貴重な存在だ。
城島は「海洋学勉強していると生きてるラブカは憧れですか?」と質問。枡は「生きてるラブカですもんね」と興奮気味に答える。研究者にとっては、「かなりの代物」らしい。番組によると4億年前から地球にいるとのこと。
捕獲すれば学会行きは間違いなしだったが、そこは『鉄腕DASH』。記念撮影をしてリリースすることに。
■「シゲダラ」も姿を現す
さらに2人の前に準絶滅危惧種マルバラユメザメが登場。こちらも希少価値が高く、釣り上げはかなり画期的なのだという。そして最後に1m越えのキタノクロダラが引っかかる。
地元では「シゲダラ」と呼ばれ、大きな口で何でも丸呑みにしてしまう大物。市場にはほとんど出回らない魚で、誰も食べたことがないのだという。
早速料理人に調理してもらい、唐揚げと粒味噌に焼いたものをお茶漬けに入れ試食。絶妙の味を3人は大絶賛した。
■ネット民は内容を大絶賛
コツノキンセンモドキ、ラブカ、シゲダラなど、希少価値の高い魚を次々と釣り上げた城島茂と桝太一アナ。その引きの強さや、余計な引っ張りをせず2時間スペシャルにまとめた内容に視聴者は絶賛の声を上げた。
普通の番組ならだらだらラブカで1時間持たせようとするじゃん。見ろよDASHさんの男前なVを。ラブカ以外にもこんだけレア生物盛りだくさんでしかも全部2時間内にぶっこむんだぜ…。ワイルドだろうが。 #鉄腕DASH
— ひでや (@HHigyou) March 17, 2019
ラブカ「DASH海岸10周年だし桝さんにもお会いしたかったので。あ、サービスにひと噛みしていきますね」
リリースを信じてるので安心して現れるラブカさんでした。
— 依織 (@iori_ari) March 17, 2019
やっぱり希少生物のほうからTOKIOに逢いにいってるとしか思えないよね#鉄腕DASH
— 誠 (@mako_toki_38) March 17, 2019
今日の鉄腕DASHは「好きな人が好きなものに夢中になっている」というのが見れてとても良かった。内容はもちろん素晴らしいのだけど、下手なゲストが「気持ち悪い」ってギャーギャー騒ぐ番組よりずっとずっと面白かった#鉄腕DASH
— やまぴかりゃー (@love_Rabbits55) March 17, 2019
専門の方からしたら死んでも手放したくないであろう貴重な深海のカニやラブカをまだ元気だから、まだ10年は生きられるだろうから、とリリースしちゃうのがこの番組。 #鉄腕DASH
— りり❥最近ブラック派ときどきミルクたっぷり (@mettimoltolatte) March 17, 2019
— ばる@氷の人 (@gear_179) March 17, 2019
この10年間「DASH海岸」の中心だった山口達也元メンバーなしでも、「ラブカ」や「コツノキンセンモドキ」など希少価値の高い魚を捕獲することに成功した『ザ!鉄腕!DASH!!』。長年関わってきた城島としては面目躍如だったのかも。
これからもその「引きの強さ」で視聴差を楽しませもらいたいものだ。
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