ラブカ(画像出典:Wikipedia

17日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の「DASH海岸10周年スペシャル」で、城島茂桝太一アナウンサーが希少価値の高い魚を次々と釣り上げ、驚きの声が広がっている。

 

■小さなカニを釣り上げると…

2人は東京湾の深海「東京海底谷」を訪問。底に生きる魚の釣り上げに取り掛かる。仕掛けた網を引き上げると、海洋専門家の木村さんが小さなカニを見ながら、「大事です」と一言。

そのカニは東京湾で発見記録がなく、生態がよくわかっていないという「コツノキンセンモドキ」。その姿を見た木村さんは「いやあ標本行きですね」と絶句する。

ハサミの強さに驚く城島と枡。大発見だが、「元気いっぱい」ということで、リリースした。

 

■幻の古代ザメ「ラブカ」を生け捕り

次に姿を現したのが、桝太一アナが憧れていたという幻の古代サメ「ラブカ」。姿を見た瞬間枡アナは「来てよかった今日。やっぱいるんだ本当に。図鑑で見たとおりだ」と興奮を隠せない。

枡アナが好きすぎて『ZIP』で特集まで組んだというラブカは、『鉄腕DASH』で2017年に釣り上げたことがある。その際ニュースとして取り上げられるほど貴重な存在だ。

城島は「海洋学勉強していると生きてるラブカは憧れですか?」と質問。枡は「生きてるラブカですもんね」と興奮気味に答える。研究者にとっては、「かなりの代物」らしい。番組によると4億年前から地球にいるとのこと。

捕獲すれば学会行きは間違いなしだったが、そこは『鉄腕DASH』。記念撮影をしてリリースすることに。

■「シゲダラ」も姿を現す

さらに2人の前に準絶滅危惧種マルバラユメザメが登場。こちらも希少価値が高く、釣り上げはかなり画期的なのだという。そして最後に1m越えのキタノクロダラが引っかかる。

地元では「シゲダラ」と呼ばれ、大きな口で何でも丸呑みにしてしまう大物。市場にはほとんど出回らない魚で、誰も食べたことがないのだという。

早速料理人に調理してもらい、唐揚げと粒味噌に焼いたものをお茶漬けに入れ試食。絶妙の味を3人は大絶賛した。

 

■ネット民は内容を大絶賛

コツノキンセンモドキ、ラブカ、シゲダラなど、希少価値の高い魚を次々と釣り上げた城島茂桝太一アナ。その引きの強さや、余計な引っ張りをせず2時間スペシャルにまとめた内容に視聴者は絶賛の声を上げた。

 

この10年間「DASH海岸」の中心だった山口達也元メンバーなしでも、「ラブカ」や「コツノキンセンモドキ」など希少価値の高い魚を捕獲することに成功した『ザ!鉄腕!DASH!!』。長年関わってきた城島としては面目躍如だったのかも。

これからもその「引きの強さ」で視聴差を楽しませもらいたいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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