…しかし、無情なことにこれには
- 皿や鍋を洗う
- 手を洗う
- トイレを流す
- 下着やタオルを洗濯する
- お風呂に入る
などの水はまっっっっったく一滴も含まれていません。現代の清潔で快適な日本の生活がどれほど大量の水に支えられているのか、改めて思い知らされますね。これらすべてのために水を備蓄することはできませんから
- 汚さない
- 汚れたら水以外のものでキレイにする
工夫が必要になるんです。被災地では、食器が洗えないため、お皿にラップを巻いてその上に料理を出して食べ、終わったらラップを剥がして捨てたというハナシは、非常に有名です。ラップはこの場合、水の代用品なんです。この意味で
- ラップ
- 厚手のウエットティッシュ
- 折りたたみ給水バッグ
は水と同じ優先順位で備蓄した方がいいでしょう。そう、復旧が遅く命に直結している水と同じ扱いだからです。
当然ですが、巨大災害が起こっても影響を受けない地域はありますし逆にモロに影響を受けることもあるわけです。この点ではご自分が
- どんな種類の災害からどの程度影響を受けるのか?
を自治体のハザードマップなどから予測しておくことです。これは必須の作業だと思いますよ。
備蓄の仕方についてです。東日本大震災以降、備蓄の仕方では
- ローリング備蓄
というものが薦められるようになりました。私もかつて記事にしたことがあります。要は
- 日持ちのするレトルトや缶詰を
- 少し多めに買ってストックし
- コレを日々使いながら
- 買い足し続ける
というものでした。このやり方は、非常に理に適っている一方で、やってみて問題点もあるなと感じました。ひとつは
- 保管場所の問題
です。備蓄なんだから、手近にあると却ってジャマなんですよ。ところが、これを日々使うことで食材を新鮮に保ち、かつ食材に慣れるというのがローリング備蓄のキモなので、どうしてもハナシが難しくなるんですよね。
もうひとつは、我が家に限った問題かもしれませんが
- ストックする食品の問題
です。日持ちするレトルトや缶詰を少し多めに買い置いてコレを日々使って消費期限切れを防ぐというところがこの備蓄のキモです。なので、とーーーぜんですが
- レトルトや缶詰を日常的に使う
ことになるんです。
が!!我が家の場合イナカにあるので(?)、毎シーズン大量の単一品種野菜の消費に苦労しており、それ以外の
- レトルトや缶詰に手を出す必要も胃袋の余地も
なかったんです。うーむ。
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