1989年の「吉本新喜劇やめよっカナ!?キャンペーン」の後、ニューリーダーを経て、1999年に座長に就任。新喜劇が低迷した時代から現在に至るまで新喜劇を支えてきた。MBSテレビでは、長年座長を務めて来た2人の最後の座長公演を「よしもと新喜劇」(土曜後0:54~1:54)で、3月23日と4月6日に放送する。
一方、数々のボケとツッコミを連発、アルバイト先を引っ掻き回す、とんでもない爺さん、茂造で子どもから大人まで大人気を博した辻本茂雄。階段落ちやギロチン扉、音楽やダンスを取り入れショーアップされた舞台、何度見ても爆笑を誘う計算された「笑いとツッコミの間」は、「見る側の期待」を裏切らなかった。
4月6日放送分は内場勝則座長の「内場夫婦はいぃ~!家族」。内場座長が実生活でも夫婦の未知やすえと夫婦役で登場。娘の結婚式を1週間後に控え、穏やかな生活を想像する内場の妻が密かに離婚を考えていた!? 池乃めだか、末成由美が両親夫婦を演じ、後輩夫婦を実生活でも新婚の吉田裕と前田真希が扮するなど、どこにでもありそうな家族のドタバタ劇をユーモラスに描く。辻本が定番の借金取りに扮して登場するのも見ものだ。
去る3月2日放送の「60周年だよ!よしもと新喜劇」で、勇退にあたって内場は「次の世代の新生・吉本新喜劇を楽しみにしております。皆さん、温かい目で育ててあげてください」。辻本は「座長は勇退しますが、これからもベテランとして新喜劇を支えて行きたいと思います」とコメント。
20年に及ぶ座長としての最後の公演をお見逃しなく!
配信元企業:株式会社毎日放送
コメント