岡田利規(チェルフィッチュ)の脚本、演出による舞台『プラータナー:憑依のポートレート』が、6月27日から東京・池袋の東京芸術劇場 シアターイーストで日本初演される。

昨年の8月にタイ・バンコクで初演された同作は、ウティット・ヘーマムーンの同名小説をもとに1992年から2016年に至るタイの現代史と、そこで生きる1人の芸術家劇中劇のスタイルで描いた作品。バンコクでのオーディションで選ばれた11人の俳優が様々な役柄を演じる。舞台上にはセノグラフィー、振付を手掛ける塚原悠也(contact Gonzo)らクリエイティブチームも登場。

演出助手をウィチャヤ・アータマートが務めるほか、衣裳は藤谷香子(快快)、照明デザインはポーンパン・アーラヤウィーラシット、音響デザインは荒木優光、映像は松見拓也(contact Gonzo)が担当。4月以降から公演期間中には様々な関連イベントの開催を予定している。チケットの販売は4月21日10:00からスタート。

『プラータナー:憑依のポートレート』メインビジュアル 撮影:松見拓也