美しい歌声で世界を魅了してきたサム・スミス(26)。私生活では同性愛を告白しているサムが、イギリスの女優兼モデルのジャミーラ・ジャミルとのインタビューで「(自分は)男でも女でもない」と自身のセクシュアリティについて告白した。

同性愛者であることをカミングアウトしているサム・スミスは、昨年6月にテレビシリーズ『13の理由』の俳優ブランドン・フリンと交際9か月で破局した。サムは、普段は男性の格好をしているが、ときどきハイヒールを履く姿、ペディキュアを塗った足やメイクをしている写真などをインスタグラムに公開しており、女性的な一面も見せている。

そんなサムがこのほど、ジャミーラ・ジャミルのインスタグラムでスタートした体重や容姿だけで評価されることに反対する新ムーブメント「I Weight」のインタビューに応じ、自身のセクシュアリティについてこのように語った。

「(女性でも男性でもない)ノンバイナリーや(性別が定まっていない)ジェンダークィアっていう言葉を見た時、読み込んだね。その人たちが話しているのを聞いて、『スゴイ、これが僕だ』って思った。」
ノンバイナリーやジェンダークィアっていうのは性別に定められないことを言うんだ。異なった全てのことのミックスだって感じなんだ。特別に作られた存在、僕はそう捉えている。僕は男性でも女性でもない。その間に浮かんでいる感じかな。」

そして、

「僕の体や心に関してはいつも葛藤があったね。」
ときどき女性のように考える時があるよ。」
「時々、座って問うんだ。『性別を変えたいかな?』って。今も考えることだけど。」

と告白し、男性といる時は女性らしくなるとも述べている。

さらにサム・スミスは10歳で同性愛者だとカミングアウトし、16歳で男性の服を着用するのをやめ、レギンスを履いたり、メイクをするようになったと明かした。

画像は『Sam Smith 2018年8月18日付Instagram「What a show」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー

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