96時間』(08)や『ラン・オールナイト』(15)など数々のアクション映画で“怒れる父親”を演じてきたリーアム・ニーソン主演の最新作『スノー・ロワイヤル』が6月7日(金)から公開となる。ハンス・ペテル・モランドノルウェーで監督した作品をハリウッドでセルフリメイクした、バイオレンスブラックユーモアたっぷりな本作から、最新予告映像が公開となった。

【動画を見る】“クセがスゴイ”キャラクターたちが繰り広げる四つ巴の復讐劇『スノー・ロワイアル』から予告映像が公開

リーアム演じる主人公のネルズ・コックスマンは、模範市民賞を受賞するほどの真面目な除雪作業員。しかし、一人息子を地元の麻薬王バイキングの組織に殺され、復讐のために立ち上がる。バイキングの組員たちを除雪キャリアで身に付けた土地勘と体力、そして“除雪車”を用いて次々と始末していくが、バイキングたちはそれを敵対するネイティブアメリカンの麻薬組織の仕業だと勘違いして、誤って襲撃をしてしまい、2つのマフィアと警察を巻き込んだ四つ巴の戦いへと発展していく…。

最新予告映像では、雪深い町のキーホーに、除雪車を走らせるネルズが模範市民賞を受賞するところから始まる。表彰されたのもつかの間、ネルズに警察から息子の訃報が届く。息子の死に地元ギャングがかかわっていることを知ったネルズは、「全員、除雪だ」と息まき、復讐を決意。殺しの知識は犯罪小説から学んだ、という不安な言葉をものともせず、腕っぷしの強さと“除雪車”でギャングたちを追い詰めていく。しかし勘違いが勘違いを呼び、事態はネルズと二つのギャング、警察を巻き込んだ、全く噛み合わない四つ巴の抗争になっていく…。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(17)ローラ・ダーン、『オリエント急行殺人事件』のトム・ベイトマン、『デイ・アフター・トゥモロー』のエミー・ロッサムも共演する本作。不運な状況に思わず笑ってしまう(!?)、ブラックユーモアがたっぷり詰まった復讐劇をぜひ劇場でご覧いただきたい! (Movie Walker・文/編集部)

“キレた”除雪作業員のネルズ・コックスマンがギャングたちを追い詰めていく