北京市中心部の天安門広場では毎日、中華人民共和国の国旗掲揚式が行われている。地方から北京に来た人にとって「必見」とされており、中国人としての愛国心がかきたてられるセレモニーでもある。しかし29日早朝の国旗掲揚式は、スモッグで国旗も見えにくい状態だった。(写真は「CNSPHOTO」提供)

  28日に始まった濃いスモッグは「1月になってから4度目」とされる。29日は平日の朝だが、それでも国旗掲揚式を見学しようと、かなりの人が集まった。スマートフォンなどで撮影する人も多かったが、国旗掲揚は見えにくい状態だった。写真の後方にはうっすらと天安門の建物が見える。(編集担当:如月隼人)