日本代表は20日、22日に行われるキリンチャレンジカップ2019のコロンビア代表戦に向けて試合会場となる日産スタジアムでトレーニングを行った。

トレーニング終了後、DF佐々木翔(サンフレッチェ広島)がメディア陣による取材に応対。初の地元・神奈川県での代表マッチに「他の場所でやる時よりも気持ちの高ぶりはあるかもしれない」と感慨深げに語った。

──セットプレーでのヘディングでの強さについて
「得点を取れるチャンスは非常に大事ですし、僕の中でも試合の中で意識しているポイントでもあります。チャンスがあれば、ヘディングに自信を持っているので得点を取れればなと思っています」

──ここまで足りないと思って取り組んできたことは
「全てにおいてそうですね。運動能力でもそうですし、判断だったり技術的なところを、ワンランク、ツーランク上げないと感じて、アジアカップから帰ってきました」

「そういった意識を損なわないように高みを目指してトレーニングをしている感じです」

──自信は
「まだまだ始まったばかりでアレですけど、チームやってきたことを(代表に)活かさないといけないということはもちろんです。それを少しでも周りに良い影響を与えていければと思います」

「チームではそういったことを意識しています。ただ、ここではサバイバルだと思うので、チームメイトですけど負けないように常に意識してやっています」

──この合宿で森保一監督が強調していることは
「この合宿で強調しているということは特にないですけど、今までやってきたことがベースの部分であると思います。メンバーがある程度変わっている部分もありますので、コミュニケーションを取りながらやっています」

「ただ、それで結果を逃すというのは別の話なので、そこは必ず取りに行くというところですね」

──地元でやる初めての試合
「それに関しては非常に嬉しいですね。家族も神奈川に住んでいますし、こうやって観に来てもらえる試合は多くありません。チャンスがあればしっかりと良いプレーがしたいなと思います」

「小さい頃からここ(日産スタジアム)と三ツ沢(ニッパツ三ツ沢球技場)は、ずっと観に来ていたピッチです。リーグでもそうですけど、ここで試合をする時は、他の場所でやる時よりも気持ちの高ぶりはあるかもしれないですね」

──森保一体制になってからはずっと選出されている。今回新たな選手も多く入ってきているがアドバイスのようなものはあるか
「いや(笑) そんなにはないですね。選んでもらっていますけど、みんな本当に素晴らしい選手が集まってきていると思います。上からアドバイスできる立場ではありません。まずは自分が生き残れるように必死でやっていきたいです」

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