スペイン2大クラブからオファーでレアルを選択 同胞選手の助言も決断の一因に

 18歳U-20ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール2018年夏にブラジルの名門フラメンゴからレアル・マドリードに移籍した。同じスペインの強豪バルセロナからも関心があり、レアル以上の高額オファーがあったというが、それでもマドリード行きを選んだのはプロジェクトに惹かれたからと地元メディアの取材に明かしている。

 フラメンゴのトップチームデビュー前から頭角を現し、「ネイマール二世」「フラメンゴの至宝」などと呼ばれて大きな注目を浴びていたヴィニシウス。ブラジルが優勝を飾った2017年2月のU-17南米選手権では大会得点王(7得点)とMVPダブル受賞を果たした。その後、同年5月に16歳でプロデビュー。さらにその直後、18歳を迎える18年8月にレアルへ加入することが決定した。

 瞬く間にスターダムへの階段を駆け上がっていったヴィニシウスだが、レアルよりも先に獲得に関心を示したのがバルセロナだったという。スペインの2大クラブが新天地候補となった状況で、決め手となったのはお金ではなく、クラブが掲げるプロジェクトの内容だったようだ。

「僕の父はバルセロナレアル・マドリードからの関心があるまでは、僕に移籍の話は一切しなかった。そして、両方のクラブを訪問したけど、どちらも好きになった。バルセロナはより高額のお金を支払いたがったけど、僕らは最高のプロジェクトを求めていたし、マルセロやカゼミーロが話してくれたことも決断の助けになった」

 ヴィニシウスはスペインラジオ「カデナ・セール」に対して、このように語っている。レアルプロジェクトに惹かれ、レアルプレーする同胞選手の助言も移籍の決め手の一つとなったようだ。

 昨年9月にアトレチコ・マドリードとのダービーマッチレアルでのトップチーム初出場を果たし、すでに公式戦でゴールも決めているヴィニシウス。ジネディーヌ・ジダン監督というレジェンドの復帰で、この18歳の立場がどう変わるのかも注目が集まるが、“銀河系軍団”の中でポジションを勝ち取ることができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

レアルFWヴィニシウス【写真:Getty Images】