東山紀之が主演を務めるスペシャルドラマフジテレビ開局60周年特別企画「砂の器」(3月28日[木]夜7:57-10:54、フジテレビ系)の制作発表が3月19日に行われ、実際に撮影で使われるコンサートホールに東山、中島健人、野村周平高嶋政伸の4人が登場した。

【写真を見る】コンサートシーンの衣装であるタキシードに身を包む中島健人

本作は、松本清張の同名小説を現代の東京・渋谷を舞台にアレンジしたスペシャルドラマ

ハロウィーン当日に起こった殺人事件を巡り、東山演じる刑事・今西栄太郎と、中島演じる殺人犯で天才作曲家・和賀英良による心理戦が繰り広げられる。

東山は「松本清張という素晴らしい作家の思いをつなげるという意味では、現代に置き換えて作品をよみがえらせるということが正しく、とても意味があるなと思います。僕と(中島)健人の関係性も楽しんでいただければ」とコメント

東山のことを“尊敬する大先輩”と語る中島は「普段は東山さんファンなのですが、今回は刑事と犯人という関係性。そこはちゃんと切り替えていかないといけないと感じたので、しっかりと気を引き締めて毎日挑んでいました」と明かした。

共演が決まった際、中島と電話したという東山が「今回は関係性もありますから、“セクシーサキュー”は禁止ねと約束しました」と語ると、「(東山が)めちゃめちゃやっているでしょ!」と野村と中島がすぐさまツッコミを入れる場面も。

「健人くんは(現場で)セクシーサキューをしていないんですけど、先輩(東山)はすぐやる」と、今西(東山)とバディを組む若手刑事・吉村弘役の野村が証言。

さらに、野村はそんな場面を「いつも面白おかしく見ています」と告白した。

また、撲殺死体として発見される事件の被害者・三木謙一を演じる高嶋政伸は、初日の撮影が殺害されるシーンだったと話し、そのシーンテストでは中島の手加減もあってか「これは(痛みも)大丈夫だな」と感じたため「本番は本気でやってね」と声をかけたという。

しかし、本番が近づくにつれ、「中島さんの体から青い炎がブワーっと巻き起こってきて、スタートの掛け声がかかるとテストの30倍くらいの力で襲ってきました。カットがかかるまで2回くらい失神しそうになった」「こんなに恐怖を感じたのは初めて。迫真の演技とはこういうことを言うんだと思いました」と撮影秘話を明かした。

■ 中島健人は「和賀英良としての説得力がある」

また、本作でピアノを演奏する場面のある中島が、オーケストラを従え、和賀(中島)が作曲に励む「宿命」の一節を実際に披露。

東山らが「すごい」と感嘆の声を上げる中、演奏を終えた中島は「ずっとこの場のことを考えて練習していたので、感無量です」とホッとした表情に。

中島は、この演奏をするため、全国ツアー中であるSexy Zoneの宮城でのライブ終わりには、朝4時頃まで練習をしていたことも明かした。

そんな中島の演奏について、東山は制作発表後に行われた囲み会見で「これまでいろんな方が和賀英良をやってきましたが、彼が一番演奏技術が高いと思う。説得力がある」と絶賛した。

また、囲み会見で中島は、あらためて東山との共演を振り返り「共演シーンがあまりなかったので増やしてほしかったです。まだちょっと足りない」と物足りなさをアピール

共演シーンでは、カメラに映っていないところでニヤニヤしていたことも明かしつつ、「僕にとってこんなに幸のあることはない。今でも鳥肌が立ちます」「これ以上の幸せって何なんだろうな」と東山との共演をかみ締めていた。(ザテレビジョン

「砂の器」の撮影を振り返る東山紀之(左)と中島健人(右)