招集メンバー23人のうち、「できるだけ多くの選手をピッチに送り出したい」と説明

 日本代表は22日、アジアカップ後初ゲームとなるキリンチャレンジカップコロンビア戦(日産スタジアム/19時20分キックオフ)に挑む。前日会見に出席した森保一監督は、「チャンスが与えられるべき選手にはそうしたい」と、できるだけ多くの選手を起用したい旨を明かした。

 日本代表は18日から横浜合宿をスタート。エースのFW大迫勇也ブレーメン)、両サイドバックの主力であるDF長友佑都ガラタサライ)とDF酒井宏樹マルセイユ)、DF吉田麻也サウサンプトン)、MF原口元気ハノーファー)の招集を見送り、ロシアワールドカップ以来の復帰となったMF香川真司(ベジクタシュ)をはじめ、FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)、FW鎌田大地シント=トロイデン)、MF橋本拳人(FC東京守田英正の代替招集)、DF安西幸輝(鹿島アントラーズ)、DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス)をA代表初招集し、「ベースアップ」をテーマに調整を進めてきた。

 アジアカップからメンバーの半数以上を入れ替えた狙いは、「これまで招集していなかった選手を含めてチームとして経験値を上げて、日本代表の選手層を厚くする底上げをする」(森保監督)。22日のコロンビア戦、26日のボリビア戦(ノエビアスタジアム神戸/19時30分キックオフ)の2連戦で、招集した23名をできるだけ試したいと語った。

「基本的には、できるだけ多くの選手をピッチに送り出してプレーしてほしい。自分の持っている特徴、日本代表のレベルの中でできることを見せてもらいたい。ただ、それがすべて約束されているわけではない。チャンスを与えられるべき選手にはそうしたいし、トレーニングの中で足りないと思えば判断材料になる」

 アジアカップの主力と“新顔”を融合させて戦うことを明言した森保監督。果たして、コロンビア戦のキックオフ時には、どのような顔ぶれの11人が並ぶだろうか。(Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda

森保監督は、できるだけ多くの選手を起用したい旨を明かした【写真:Football ZONE web】