今シーズンのブンデスリーガで15得点を挙げているフランクフルトセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチの獲得へ、バルセロナが本格的に動き出すことになるようだ。ドイツ紙『ビルト』の報道を引用し、ドイツ誌『kicker』日本語版が22日に伝えている。

 報道によると、バルセロナエリック・アビダルSD(スポーツディレクター)と、マネージャーのペップ・セグーラ氏がヨヴィッチのプレーを視察。同選手との契約を結ぶにあたり、仲介役となる代理人もすでに見出しているようだ。

 なおイギリス紙『ガーディアン』によれば、バルセロナはヨヴィッチ獲得に際して5000万ユーロ(約62億1000万円)を支払う意向を持っている模様だが、フランクフルトは6500万ユーロ(約80億7000万円)から7000万ユーロ(約86億9000万円)を求めると報じられている。

 現在21歳のヨヴィッチは2017年夏、ベンフィカから2年間のレンタル移籍でフランクフルトに加入。今シーズン限りで移籍期間は終了するが、完全移籍へと移行する買い取りオプションが契約に盛り込まれている。レアル・マドリードバイエルンマンチェスター・Cチェルシーからの関心も伝えられているが、来シーズンはどのクラブでプレーすることになるのだろうか。

21日のドイツ戦では先制点を決めたヨヴィッチ [写真]=TF-Images via Getty Images