中国では若者を中心に日本のアニメや漫画に対する人気は高い。それゆえ、中国人のなかにも、アニメや漫画のモデルとなった街や景観を巡る「聖地巡礼」をする人が増加している。中国メディアの今日頭条は20日、「アニメマニアによる聖地巡礼」という主題の記事を掲載し、「これまで観光地ではなかったところが急に観光地となることがある」と伝えている。

 記事はまず、日本を訪れる外国人が増加していて、2018年には前年比8.7%増の3119万人を記録していると紹介。そして、近年では日本のアニメや漫画のモデルとなった地を巡る「聖地巡礼」という「新ジャンル」の旅行スタイルが加わっていると伝えた。

 続けて、日本では一部のマニアの間で以前から行われてきたことだが、外国人が日本で「聖地巡礼」をするようになったのは2008年頃からだと伝え、静岡県沼津市三の浦観光案内所が行った外国人を対象にした調査を紹介し、中国や韓国を含めた東南アジアからの「巡礼者」が多いと伝えている。

 また、これまで観光地ではなかった場所が、急に外国人を含めた多くの人が訪れる所となることによって、経済効果をもたらしているが、一方では多くの問題も起こっていると伝えている。だが記事は、日本の例から分かるように、どの場所がいつ観光地となるか分からないと伝え、観光客をひきつけるものがあれば観光資源となりえると強調。観光地化することによってもたらされる害よりもお金儲けの機会を探しているところが、いかにも中国人らしい考え方である。

 近年、日本を多くの中国人が訪れ、「聖地巡礼」を楽しんでいる人もいることだろう。多くの中国人にも日本を訪れてもらいたいが、マナーを守った観光を心がけてもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

アニメマニアによる聖地巡礼は「新ジャンル」の旅行スタイルだ=中国メディア