スイス代表は23日、ユーロ2020予選・グループD第1節でジョージア代表とアウェイで対戦し、2-0で勝利した。

先のUEFAネーションズリーグベルギー代表とアイスランド代表を抑え、ファイナルズ進出を果たしたスイスデンマーク代表やアイスランド代表が同居するグループDに属するスイスは、大事な初戦に向けてジャカやツバー、リヒトシュタイナーらを先発で起用した。

試合は地力に勝るスイスが立ち上がりから攻勢に出るも、フィニッシュの精度を欠き、相手ゴールを脅かすことができないまま時間が経過。

膠着状態が続く中、ジョージアは44分に決定機。グビージャの落としからペナルティアーク内に走り込んだクザイシュヴィルダイレクトシュートを狙ったが、これはGKゾンマーの正面を突いた。

迎えた後半も主導権を握るスイスは56分、最終ラインからのロングフィードをボックス左でエンボロが落とすと、これを受けたツバーがコントロールショットをゴール右隅に決めた。

先制点で勢いづくスイスは、59分にもツバーのロングパスに反応したエンボロがボックス内で上手く相手DFと入れ替わりシュートを狙ったが、これはゴール左に外れた。さらに68分にはボックス左まで侵入したツバーの折り返しからエンボロが左足を振り抜いたが、これはGKロリアの好セーブに阻まれた。

それでもスイスは80分、リヒトシュタイナーの縦パスをボックス手前で受けた途中出場のアルビアン・アイエティがボックス内まで侵攻しシュート。これはGKロリアに弾かれるもこぼれ球をザカリアが押し込み、スイスが追加点を奪った。

結局、試合はそのまま2-0で終了。敵地で完勝したスイスは、26日にユーロ予選2戦目のデンマーク戦をホームで戦う。

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