他人を巻き込む飲酒運転の危険さが再三警告されているにもかかわらず、このほど英シュロップシャー州で孫を乗せて飲酒運転していた祖母が逮捕された。『Shropshire Star』『real fix』などが伝えている。

3月11日の朝、シュロップシャー州テルフォードにある「ロックワーディン・ウッド幼児学校」に子供たちを送り届けた親たちは、1台の不安定な走行をする車に目を留めた。

その車は学校の門近くの停止を禁じられている黄色のジグザグ線上に止まると、中から子供たちが出てきた。運転していたのは子供たちの祖母だったが、なんと朝から飲酒運転で孫たちを学校まで送っていたのだ。

親たちからの通報を受けたウエスト・マーシア警察が駆けつけ、アルコール検知器で祖母を検査すると血中アルコール濃度は血液100ml中145mgで、制限値の4倍以上の数値であることが判明。また、車を調査した警察は、この祖母が自動車保険に加入しないままで運転していたことも知り、祖母を飲酒運転で逮捕した。

後に警察は、Twitterで車の写真とともにこの件について「このように、いち早く目的地に辿り着くためならと身勝手な行動をして他人の安全を二の次にしているような人たちは、ひとつ間違えればどれほどの惨事を招くかということなど考えもしていないのです」とツイートしている。

画像は『real fix 2019年3月12日付「Drunk Gran Arrested Behind The Wheel Dropping Her Grandkids At School」(SWNS/REALFIX)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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