新日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:永井 幹人)は、中規模ハイグレードオフィスビル「BIZCORE(ビズコア)」シリーズの第2弾となる『BIZCORE赤坂見附』が、2019年3月29日に竣工いたしますのでお知らせいたします。

                 ▲『BIZCORE赤坂見附』外観写真


《「BIZCORE」シリーズ開発の背景》
 東京23区内のオフィスストックのうち、中小規模オフィス(基準階床面積50~200坪)の割合は32%(約320万坪)となっています(*)。このうち、築20年以上のビルは85%(約270万坪)を占めており(**)、旧耐震基準で建てられたものも数多く存在しています。また、東日本大震災以降、企業のオフィス移転において「耐震」「防災」「BCP」を重視する傾向が強まっており、築古ビルの老朽化が深刻な問題となっています。さらに、近年ではオフィス環境づくりに対する意識において「コミュニケーションの強化」や「社員への健康配慮」が増加しており、働き方改革により人材にフォーカスされたオフィスづくりが進展しています。
 新日鉄興和不動産はこうした現状を踏まえ、これまで都心を中心に74棟のオフィスビルの開発・運営で培ってきたノウハウを生かし、中規模ハイグレードオフィスビル「BIZCORE」シリーズの開発に取り組むことといたしました。
 第1弾の『BIZCORE神保町』、今回竣工する『BIZCORE赤坂見附』の他、今後、築地、渋谷、神田エリア等での開発計画を進めており、3月29日時点で計10棟(竣工済み2棟、着工済み2棟、計画中6棟)となります。
(*)(**)出典:シービーリチャードエリス(2018



《『BIZCORE赤坂見附』の特徴》
■「赤坂見附」駅直結による優れた利便性
 〇地下1階は東京メトロ銀座線丸ノ内線「赤坂見附」駅と直結し、オフィスナント専用のエントランスを設置しました。雨の日も地下鉄からオフィスまで濡れることなくアクセスが可能です。



■快適性を追求したオフィスプランニング
 〇天井高2,800mm、1フロア約80.24坪の整形無柱空間の貸室は、開放的なガラスカーテンウォールと多面採光により、快適な執務空間を実現しています。

     ▲基準階執務室


■機能とデザイン性の融合を追求し、上質な空間を提供
 〇ビルの顔であるエントランスホールは、お客様を迎えるだけでなく、企業のブランドイメージを構築する重要な場所。深みのある色調と軽快感のある色調を組み合わせた花崗岩による壁面や、奥行きを演出する帯状の照明により構成された空間は、大事なお客様をお迎えするのに相応しい設えとなっています。
 〇タイムリーなニュース、天気予報オフィス情報等を発信するデジタルサイネージをB1F、1Fエレベーターホールに設置し、エレベーターの待ち時間を充実させる工夫をしています。
 〇基準階のエレベーターホールは、エントランスホールと統一した色調により上質感を演出。また壁には入居企業のサインを設置し、1フロア=「自分の城」であることを象徴します。



オフィスで過ごす時間を快適にする工夫
 〇オフィスで過ごす時間は一日の多くを占めています。快適に過ごすためには、機能性に加え潤いも必要です。植栽、什器により市松状にデザインされた屋上庭園は、オフィスワーカーのランチタイムや気分転換などにご利用いただけます。また、夕方以降は事前申請により貸し切り利用も可能としました。
 〇トイレは、清潔感の中にも温かみを感じさせる木目調とクロスのシートを組み合わせ、アットホームな雰囲気を演出しました。女性用トイレには、化粧ポーチや歯磨きセットを収納できるパーソナルボックスやフィッティングボードを設置し、働く女性のための心地よい空間を提供しています。



■BCPサポート
 〇建物は、建築基準法において必要とされる強度の1.25倍以上の耐力を確保しており、貸室天井にはブレースを設置し落下防止を図っています。
 〇災害時、本線からの電力供給が寸断された場合、ビル内非常用電源により最大36時間15VA/平方メートル を専有部内に供給します。
 〇各階に設けた入居者専用の災害用備蓄品倉庫には、ビル側であらかじめ在館人数(*)の計3日分の水・食料・ランタン・簡易トイレ等の備品を完備しています。
  (*)当社が想定した在館人数で用意


セキュリティ
 〇メインエントランスから各フロアの室内に至るまで、最大(**)5段階のセキュリティを設け、高度な情報を取り扱う企業を意識した万全のセキュリティシステムを装備しています。また、共用部の各所にITV(監視カメラ)を設置することでテナント情報漏洩対策をアシストします。
  (**)閉館時間帯(平日20:00~翌7:30、および土日祝日、年末年始)における設定を前提
 〇エントランスホールの入口には無人受付システムを設置。来訪者をオフィスフロア内で画像と音声で確認できるため安心です。


■環境
 〇Low-E膜をコーティングした断熱性能と日射熱遮蔽性能を向上させたペアガラスを採用し、冷暖房負荷を軽減します。
 〇室内の照明器具を設定した照度(750lx)に自動調光し、省エネ・省コスト化を実現します。
 〇専用のシステムにより、エネルギー使用量や原油換算値の実績をいつでも簡単に確認できます。
 〇パントリー・トイレ等に人感センサーを設置。無駄な点灯を防止します。


《『BIZCORE赤坂見附』 物件概要》


【地図】


《「BIZCORE」開発スケジュール(予定)》
BIZCORE 築地    着工:2018年4月  竣工:2019年7月
BIZCORE 渋谷     着工:2018年秋  竣工:2019年冬
(仮称)BIZCORE 神田須田町計画 着工:2020年夏  竣工:2021年夏
(仮称)BIZCORE 東神田   着工:2020年秋  竣工:2021年冬

配信元企業:新日鉄興和不動産株式会社

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